今朝6時前、電話が鳴った。
まだ布団の中にいたのだが、あわてて飛び起き受話器を上げると、トレッキングへ行っているガイドからの電話で驚いた。
ネパール第二の観光地『ポカラ』。そこを始発とするトレッキングルートで、初心者でも高山病の心配がなくいける、『プーンヒル(3200m)』という丘を最高地点とするルートがあるのだが、その丘から、携帯電話を通して電話をしてきたのだった。
そんな山の中でも、契約会社によっては、携帯電話が通じるのだ。しかも、かなりはっきりと聞き取れ、山の中からの電話とは思えないほど。
それはいいとして、プーンヒルからガンドゥルンを周り、ポカラに抜けるルートを予定していたのだが、2月半ばに降った雪の影響で、ガンドゥルンへ抜けるルート上はいまだに凍結している箇所も多く、歩きづらいとのこと。急遽ルートを変更する(タトパニ方面へ下る)、という連絡の電話だった。
どの程度凍結しているのかは未確認だが、まだ雪の影響は残っているようだ。
3月3日にエベレスト街道から戻ってきたガイドの話によると、カラパタール方面でも、日が差しにくいルートでは、アイスバーンとなっている模様。アイゼンはつけなくても歩けるが、滑りやすくなっているようだ。
ただし、ルクラ~ナムチェ間の歩道の雪は3月1日時点で完全に溶けていたとのこと。
一昨日、ホーリーの日から急激に暖かくなったので、残りの雪が溶けるのも時間の問題だろう。
トレッキングルート上の雪を心配している問い合わせを何件かもらったので、お知らせもかねて、現時点の状況をご報告しました。
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