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2009年6月13日土曜日

ビザのことなど



5月頃からスタッフが役所周りをし、更新に向けて頑張っていてくれた私のネパールビザ、先日無事に更新完了した。

ビジネスビザなのだが、昨年まで1年100USドルだったビザ代が、今年は300USドルになっていた。一気に200USドル値上げ。税金も納めているのに、ひどくない?

役所周りをしていたスタッフ曰く、イミグレーションの仕事が早くなっており、一銭のわいろも要求されず、催促しなくてもテキパキ仕事をこなしてくれ、感動したとのこと。(それが普通なのだが、ネパールの役所では、賄賂を渡し、なおかつ催促しまくらないと、いつまでたっても先に進まないことがほとんど)

話を聞いて私もうれしくなったが、ビザ代の値上げがイマイチ納得できず。賄賂分がビザ代にあらかじめ含まれるようになった、とかだったりして。

さて、私のビジネスビザ、ヒマラヤンアクティビティーズ(トレッキング会社)の経営者(出資者)として、取得出来ている。

外国人の参入が認められている、ネパールでの旅行関連のビジネスはいくつかある。たとえば、レストランやホテル経営など。土産物屋もそうかもしれない(未確認)。

トレッキング会社や旅行会社(TrekkingとTravelは別の扱い)については、ここ30年ほど外国人の参入は許可されていなかったようなのだが、2006年に、一時的にこれらの職種への外国人参入が再開された。

このときに、政府登記簿に日本人である私の名前も記載される運びとなり、その関係で、ビジネスビザも発行してもらえることになった。

しかしその直後、また、トレッキングや旅行会社への外国人参入が認められなくなり、現在ではまた、外国人名での新規登録はできなくなっているという。(一度登録してしまえば更新は半永久的に可能)

「日本人経営」とうたっているトレッキング会社や旅行会社は、カトマンズだけでもたくさんあるようだが、日本人名で正式に政府に登録できている会社は、上記のような理由から、ごく限られている。

ほとんどは、2006年の再開前(30年近く前)に登録された会社になるのではないだろうか。

タメル地区内に限って言えば、正式な「日本人経営」会社は、おそらくうちだけのはず。

そういえば、以前、不審な電話が事務所にかかってきたことがあった。

その電話は、イミグレーションの職員を名乗る者からで、「そちらのトレッキング会社に日本人がかかわっているというが、何のビザで滞在している日本人なのか?その日本人はネパールでの就労権利があるのか?トレッキング会社には外国人は関われないはずだが、違法ではないのか?」と失礼なことを聞いてきたのだ。

「違法もなにも、あなたたちイミグレーションが発行してくれたビジネスビザを持っていますが? きちんと必要書類も提出していますから、そちらで内容確認したらどうですか?」と直接私が答えると、その不審な電話の主は、うろたえてしまい、「それでは、近いうちに一度事務所にチェックに行くから」と言って、電話を切ってしまった。

結局その電話の主は、チェックには来なかった。

このやり取りを傍らで聞いていた私たちのスタッフ曰く、おそらく、私たちの成長をよく思わないライバル会社が、日本人がかかわっていることに難癖をつけ足を引っ張る為に、偽装電話をかけてきたのでは?とのことだったが、真相は不明だ。

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