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2009年6月30日火曜日

ガイドブック:地球の歩き方ネパール09~10年版



6月に入り、2年ぶりの改訂版が出た『地球の歩き方ネパール編09~10年版』。

前版(07~08年版)に引き続き、今回も現地取材の協力をさせていただき、本日、日本から送っていただいた新しいガイドブックを、手にすることができた。

今回は、調査に加え、開発の進むジョムソン方面のトレッキング取材に、私たちのガイド兼ポーターを使っていただいたりもした。

当ブログ「日々のネパール情報」も、『旅の情報収集』というページ(289ページ)で紹介していただいている。

私の稚拙なコラムも2本掲載していただいている。1本は前版からのもので、もう1本が今回からのもの。どちらも、恥ずかしいぐらいのローカルネタ。

今回コラムと一緒に送った写真、私たちのスタッフがはっきりと映っているものが掲載されている(65ページ)。嬉しさを隠しきれない当の本人(スタッフ)。

冒頭の写真は、コラム用の写真を何枚か撮ったうちの一枚。

事務所トイレの写真も健在です(笑)。

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地球の歩き方ガイドブックは、「地球の迷い方」などと呼ばれ、「情報があてにならない」などといわれることもあるそう。

ネパールのような、物価や規則がコロコロ変わる国では、いくら最新の情報を入手しても、その矢先から変化していく。回答者によっても、異なる情報を教えられることもあって、正確な情報を得ることが困難なこともある。

今回も、ガイドブック出版直後に内容が変わってしまったものもあるようだ。パシュパティナート入場料値上げなどもそのうちのひとつ。

調査の大変さを実感しながらも、とても楽しい機会を与えていただいたことに感謝しています。

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ネパール版ではないのだが、地球の歩き方にまつわる思い出話を。

10年ほど前、ミャンマーを旅行したことがあるのだが、帰国後しばらくしてから、日本の消印が押された現地人からの手紙を受け取ったことがあった。

マンダレーで半日だけガイドを頼んだミャンマー人からだった。私宛に書いた手紙を、かの地を訪れた日本人に託し、日本から投函してくれるよう頼んだのだろう。

郵便事情の悪い国では(ネパールからも)、よく、このような方法で、帰国者に手紙の投函を頼むことがある。

封筒には、手紙を投函してくださった日本人の連絡先がさりげなく同封されていて、私は早速お礼のメールを送った。

その後、何度かメール交換をさせていただき、その方は、地球の歩き方ミャンマー編を担当している編集の方で、ガイドブックの取材の際にガイドとして雇った現地人から、私宛の手紙を託された、ということがわかった。

これが縁で、ミャンマー編の新しいガイドブック完成後、自宅まで送っていただいたことがある。ガイドブックには、マンダレーのガイドの姿も写っていて、そのページ数や、その時のちょっとしたハプニングまで教えてくださり、自分もその場にいたような、楽しい気分になることができた。

翌年、その新しいガイドブックを持って、またミャンマーへ行ってしまった。

ところで、その当時、「地球の歩き方」に、私も知っている現地人の写真が掲載されていたり、そのガイドブックを、編集の方直々に送っていただいたりしたことが、なんだか不思議だった。

ちょうどのそのころ、ネパールに住み始める準備をしていたのだが、まさかこうやって、ネパール編のお手伝いをさせていただく機会がやってくるとは、その当時は思ってもいなかった。

海外旅行には欠かせない「地球の歩き方」。

これから、新しい09~10年版をもった日本人旅行者の姿がネパールで見られるようになるのか、と思うと、なんとなくわくわくしてくる。

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