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2009年3月20日金曜日

待ちに待った雨と近隣住民との距離

久しぶりに、大雨が降った。

かれこれ4~5か月ほどほとんど雨が降っていなかった。この一週間、降りそうで降らないもやもやした日々が続いていたので、やっと降ってくれたか!という感じだ。

何もかもが乾ききっていたので、うれしい雨。大きなかみなりの音とともに、一気に降り出した。

ざーっと降り始めたとたん、外から「パニパリョ~!(雨が降ってきたぞ~」という歓喜(?)の声が。夜8時半を過ぎていたのに。みんな、雨が降るのを待ち焦がれていたんだね。

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ところで余談だが、先日のこと。計画停電のスケジュール上では、夜20時に停電が終わり、電気が来ることになっていたその日。20時10分過ぎても、停電したままで、電気が来る気配がない。

5~10分程度の誤差は日常的だが、予定時刻を10分過ぎ、さすがに、「停電終了時間だってこと、電気局の人、忘れてるんじゃないの?まさかこのまま、翌朝4時まで停電継続?(ぶっ続けで16時間停電?)」という不安がつのってきた。

近隣住人も、同じ不安を感じていようだ。

電気が来る予定の20時を少し過ぎたころから、「20時過ぎたよね?」「何で電気来ないの?」という声が近所から聞こえ始めた。(日没後の停電中はベランダや屋上で時間を潰す住人も多く、話声が聞こえてくる)

そして、予定時刻を15分過ぎたころ、思い出したかのように突然電気が来た。と同時に、あちこちの家から、「バッティアヨ~!(電気が来たぞ~)」という歓喜の声が飛び交い、思わず私も調子に乗って、開けていた台所の扉の外に向かって同じことを叫んでしまった。

(するとまた、近隣がそれに応えるかのように、「バッティアヨ~」と返してくれて笑ってしまった)

そういえば昨年秋、母がこちらに来た時、近所から、いろいろな音が聞こえてくることに驚いていた。ほうきで道をはく音、お祈りの鈴の音、ご飯を炊く圧力鍋の圧が抜ける音、誰かを呼ぶ声、物売りの声、等。

意識したことはなかったが、他人のであっても、身近なところから聞こえてくる生活音に、なんとなく安心させられていたことに、その時初めて気づいたのだった。

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