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2008年12月28日日曜日

12月29日より計画停電延長へ:一週間に82時間の強制停電



12月29日(月)より、計画停電(計画的な強制停電)時間が再び延長になるそうです。

つい先日、一週間に63時間の停電時間になったばかりでしたが、一気に約20時間延長となり、一週間に82時間の停電となります。(6日間は毎日12時間の停電、残りの1日は10時間の停電)

計画停電時間帯は、エリアごとに細かく分かれています。参考までに、旅行者の利用が多いタメル地区の計画停電時間は以下の通りです。

日曜日 08:00-14:00 20:00-02:00(+1)
月曜日 08:00-14:00 20:00-02:00(+1)
火曜日 08:00-14:00 20:00-02:00(+1)
水曜日 04:00-08:00 14:00-20:00
木曜日 02:00-08:00 14:00-20:00
金曜日 02:00-08:00 14:00-20:00
土曜日 04:00-10:00 17:00-23:00

(注意)

* 停電時間は、予告なく変更になったり増やされたりしますので、上記スケジュールがいつまで有効となるかは不明です。

* 停電時間はカトマンズ市内でも、地域ごとに細かく分かれています。タメル地区以外の場所のスケジュールは、上記の通りではないためご確認を。

* 強制停電時間以外に、突発的な予期せぬ停電も頻繁に起こりますので、ネパール旅行中は懐中電灯を常に携帯していると安心です。

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最近、在ネパール日本大使館のページに計画停電時間割が掲載されるようになりました。新時間割が反映されていないこともあるようですが、参考までにアドレスを掲載します。

http://www.np.emb-japan.go.jp/jp/index.html


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私の家の近所のネパール人の一般家庭にも、充電式発電装置を設置する家が増えているようで、何軒かは停電中でも電気がついている家を見かけます。

しかし、大半の庶民は、停電中はろうそく生活。

それでも、特に危機感は見られません。前回も同じことを書きましたが、冷蔵庫も、洗濯機も、電子レンジも、湯沸かし器もない多くの庶民の暮らしでは、電気があろうがなかろうが、夜暗くて不便、テレビが見られなくてつまらない、程度の問題しか生じないのかもしれません。

夜停電になると、道路でたき火をして暖をとりながら世間話に花を咲かせる庶民。若者は、暗闇の中ベランダに出てギターの練習を始めたりもします。(私の家の近所で見られる、日没後の停電中の様子) 

そして、電気が21時過ぎても来ない日は、早く寝る。(現に、21時過ぎて停電が解除となっても、私の家の周りで家の明かりがともる家はごくわずか。みんな、とっとと寝てしまうようです)

こんな状態なので、停電にイライラしたりすることも、ほとんどなさそう。

ネパール人お得意の抗議行動がいまだに起きないことが本当に不思議ですが、電気が必要な近代生活(?)をしている家庭には発電機があり、それ以外の庶民には電気があろうが無かろうが、たいして変わりのない生活しかしていないため、抗議行動など起こりようもないのかもしれません。

近いうちに、毎日16時間以上の停電が実施されることになる、という話もありますが、実際そうなっても、多くの庶民は、そういう状況をおかしいとも感じず、すんなり受け入れてしまうのかなあと思います。


* 最初に掲載した画像は、在ネ日本大使館作成の停電スケジュール表です。

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