昨日夕方発生した地震は、ラムジュン地方を震源とする地震だったようです。
アンナプルナ一周トレッキングをする際の始発点『ベシサハール』も、この、ラムジュン地方にあります。
被害報告は特に報道されていませんが、ネパールの地震は、怖いものがあります。
レンガや石造りの家は、揺れに弱いからです。カトマンズなどで震度4以上の揺れの地震が起こった場合、全壊する家が続出することでしょう。(雨期中、雨が降り続くと、カトマンズ中心部の平地に立つごく普通のレンガ造りの家が、倒壊するぐらいですから)
日本では、地震が起きたらまず机の下にもぐり、揺れが収まったらあわてずに外に出るよう訓練を受けます。
しかし、ここネパールでは、地震が起きたらとにかく急いで外に逃げ出すよう言われるようです。耐震性のない家の中で地震が収まるのを待つよりも、外に逃げ出してしまった方が何倍も安全だからです。
2001年1月にカトマンズで揺れを感じた地震の際、ネパール人たちが大騒ぎしながら家の外に逃げていたことを思い出します。地震国日本から来た私にとっては、たいした揺れではなかったのですが。
本日、北九州地方でも強い地震が起きたとか。ヒマラヤン・アクティビティーズを利用していただいた方の中には、福岡をはじめとする北九州地方の方も、多くいらっしゃいます。みなさん、大丈夫でしょうか?
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