ネパール と日本、八百屋で売られる野菜はけっこう共通しているが、サイズがまったく逆なものも物も多い。
例えばネパールの大根は大きくなくて小根といったほうがしっくりくるサイズ。ニンジン、キャベツも小さめ。逆に大きな物はというと、今の季節は「オクラ」。
量り売りなので、大きくした方が一本で重量をかせげる、という魂胆があるとも聞く。
成長しすぎてかたいものはネパール人でも好きではないから、オクラの先をポキッとおって、かたすぎないものを選ぶのがネパール流。
それでも、ネパールの調理法はじっくり火を通す炒め煮が多いから、多少かたくても支障はないが、さっと湯がいて日本流に食べる私にとっては、筋の多いオクラを選ばないよう、食べ頃のものを選別するのに毎回手間がかかり、面倒。
でも時々、剣の代わりになるんじゃないか、と思うようなかたくて長い物とか、とぐろを巻いた蛇のようなものとかに遭遇して、そんなときには思わずにやけてしまう。
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以前の規格外野菜シリーズ「大根足な大根たち」
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