ナガルコットには年に数回訪れているが、こんなすばらしい景色を見たのはこの日がはじめてかもしれない。
9月24日、日没前に見えた、見事な半円を描くきれいな虹。しかも二重。
全てを写真に収めることはできなかったけれど、標高約2100mから見渡せる、さえぎるもののない広い空いっぱいにかかる虹は、息をのむほどの美しさで、感動。
・・・
この日は昼頃から雨。ナガルコットに到着した昼過ぎは、一面霧で、近くの木々もかすんで見えるほどだった。
しかし夕方には雨もやみ、雲の隙間からヒマラヤが顔を出し始める。
ヒマラヤ観賞目的でナガルコットに来たわけではないけれど、こうやって見えてくると、やっぱりうれしい。
ヒマラヤだけで言えば、もっと素晴らしい光景を何度も見てきているが、このタイミングで現れた霧、雲海、ヒマラヤ、そして虹。
ナガルコットで楽しめる景色は、ヒマラヤだけではない、ということを、あらためて実感したのだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿