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2016年8月15日月曜日

人身事故による道路封鎖



今朝カトマンズを発ちポカラ方面へ移動することになった。

陸路の車両移動が可能な場所では、極力車で移動する。時間はかかるが、季節によって変わる景色、長距離トラックに書かれたイラストやメッセージを眺めつつの移動は、何度経験しても飽きることがない。

7月中は大雨で土砂崩れの影響もあったこのルートだが、ここの所は平穏。

しかし、いつ通っても、事故車両や、事故現場を見かけないことはない。小さな事故から大きな事故まで、常に発生しているといっても過言ではないかもしれない。

1枚目の写真の様に、側溝に落ちて放置されているトラックや、完全に横転しているトラックなど、片道約200㎞の移動の中で、事故車両を本日も数台見かけた。

そして昼過ぎ、ポカラまであと約30km程のところで、事故渋滞に遭遇。



ここから11km程先でトラックとスクーターの事故があり、スクーターに乗っていた人が亡くなったというのだ。

被害者の関係者が、加害者に抗議する目的で現場周辺の道路を封鎖しているとのことで、その影響が上下10㎞以上にわたって出ていたのだった。

強い日差しが厳しく、日陰を探し近くのチョウタラの下に車を止め、はるか続く足止め車両を見ていたら、カトマンズからのツーリストバスを何台も目にし、目の前にはグリーンラインのバスが。



昨今、政情が関係するストや道路封鎖の際には、外国人や旅行者登録のある車両(緑色ナンバープレート)は封鎖対象外となり、通行させてもらえることがほとんどなのだが、内輪の揉め事が原因での封鎖の場合、その影響をモロに受けてしまう。迂回路がないから解除となるまでひたすら待つしかない。

バスの横にできたわずかな日陰で休む外国人ツーリストも。



機体不調、鳥との接触事故、天候不良等の影響で事故が多い空路を避け、安全な陸路移動で計画したつもりでも、こういう事態に巻き込まれ、にっちもさっちもいかなくなることもけっこうある。

計画通りにいくネパール国内での確実な移動方法など、ないといえるかも。

・・・ 

ちなみに本日の渋滞。動き出すのは日没後かもしれない、とのうわさが飛び交っており、日付が変わるまでにポカラにつけば御の字、ぐらいに覚悟を決めのんびりしてたところ、1時間ほどで封鎖が解け、その後はスムーズに移動できたので、ポカラ着後の予定にはほとんど影響は出なかった。

でも、過去には、通常7~8時間で移動できるところ、数時間以上の足止めを食い15時間以上かかったケースもあった。そういう事態に巻き込まれてしまったら運が悪かったとあきらめるしかないのが実情。

・・・

ところで本日、カブレ郡でもローカルバスの大事故がありたくさんの方が犠牲になられたとのこと。

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

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