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2010年3月23日火曜日

アンナプルナ方面トレッキング、マオイストによるガイド/ポーターの締め出し

またマオイストが、よくわけのわからないことをしている。

アンナプルナ方面トレッキングルート上にて、3月半ば頃より、ガイド/ポーターの賃上げ要求の一環で、適正価格で雇われていないガイド/ポーターをナヤプルで締め出しているとのこと。

関連ニュース:
http://www.nepalnews.com/main/index.php/business-a-economy/4714-maoist-trade-union-bars-trekking-agents-from-sending-guides-porters-to-annapurna-region.html

3月初旬~半ばにかけて 、アンナプルナ方面トレッキングにナヤプルから入ったガイドたちは、とくに問題なく通行できたのだが、半ば過ぎから、締め出しの噂が聞かれるようになり、警戒していた。

ガイドの何人かは、早朝ポカラを出発し、まだマオイストの検問が始まっていない7時過ぎにナヤプルに到着するという方法をとり、問題なく通過。

しかし、先日、ガイドの1人がナヤプルでマオイストに難癖をつけられ、携帯電話でカトマンズの事務所まで連絡を入れてきた。

スタッフが対応したところ、ガイドとポーターの賃金、彼らにかけている保険の補償額などを聞いてきたらしい。適正価格で雇っていることを口頭で告げると、「それなら、今回は通してやる」と、通行を許可してくれたとのこと。

その際、「ガイドやポーターの賃金を記載した社名と経営者の署名入りレターと、保険加入証のコピーの提示が必要なのに、なぜガイドとポーターに持たせていないのだ」と、電話口で問い詰めてきたそうだ。

『一体だれの権限で、いつから必要になったんだ?』と、スタッフは内心思ったそうだが、そんなことを口にしてことを荒立て、トレッキングができなくなるとまずいので、とりあえず、マオイストの活動を称賛し、素直に、謝っておいたとのこと。

明日からトレッキングに出かけるガイドには、先日のこのことを教訓に、社名入りレターを作成し持たせることにした。

以前、勝手に「通行料」と称して外国人トレッカーより法外な寄付金を徴収していたマオイスト。(現在は、強制通行料の徴収はされていない)

彼らは一体何をしたいのか、全くわけがわからない。外国人トレッカーに直接迷惑をかけていないだけ、以前の強制徴収よりはましかもしれないけれど。

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