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2009年4月13日月曜日

停電中でもディパワリ!


このごろ停電の話題ばかりで変わり映えしないのだが、、、。

停電スケジュールは相変わらずめちゃくちゃ。一応、今年1月に公式発表されたスケジュールがベースにはなっているのだが、日によって、短縮・増減時間もまちまちで、全く当てにならない。昨日も、予定よりも1時間早く停電が始まり、一日のうちで電気が来ていたのは7時間だけだった。

しかし今日は、予定よりも45分早く停電が終わった。大みそかだからサービス?(今日は、ビクラム暦2065年大みそか。明日から2066年が始まる)

ところで、外国人や裕福な家庭にだけでなく、一般家庭にも浸透してきたインバーターと呼ばれる蓄電式発電機。


昨年までは、夜停電になると、どの家でもカーテン越しに、かよわいろうそくの明かりが揺れていたのだが、最近ではインバーターを設置して、停電中でも煌々と蛍光灯がついている家が増えている。

冒頭の写真は、そんな時世を反映させた、バイク会社(Bajaj)の看板。


 Load Shedding(※1)中でもディパワリ(※2)
 どのバイクを購入しても
 インバーターを無料で差し上げます

というような文句が書いてある。

(※1)Load Shedding:節電のために実施されている強制的な停電のこと。
(※2)ディパワリ:秋の光の祭。カトマンズでは、クリスマスのイルミネーション張りに、派手な電飾を使ってピカピカと家々を飾り付ける。このため、電力が不足して停電になることも。


つまり、「今バイクを買うと、強制停電など気にせず、いつでもディパワリのように思う存分電気を使えるよう、もれなくインバーターをお付けしますよ!」ということなのだ。

消費者の心をぐっと惹きつけるこの宣伝文句、うまいこと考えたなあ、と、感心してしまう。

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余談だが、ジャカランダの大木が見られるこの通り、すでに紫の花が咲き始めていた。

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