11月26日にバンコクの空港が閉鎖されてから今日で5日目。
カトマンズ~バンコク間を結ぶTG便(タイ国際航空便)も、当たり前だが一便も飛んでいない。
現時点での情報だと、バンコク空港閉鎖は12月1日タイ現地時間の18時までは続くとのことなので、明日の便も欠航となる。
その後、空港閉鎖が解除となっても、すぐに空港が通常業務を開始できるとは思えない。各種チェックやメンテナンスを経て、正常に再稼働を始めるには、さらに日数がかかると思われる。
カトマンズでも、バンコク経由の帰国をあきらめ、他路線(ソウル経由、香港経由、シンガポール経由、デリー経由等)で帰国便を取り直す旅行者も出始めているが、少し先でないと予約は入れられない状態。
さて、今回の事件で、タイの旅行業界にも大きな負の影響が出ることは間違いないが、ネパール旅行へも影響がかなり出ることは避けられない。
私たちが扱う旅行者の8割方が、バンコク経由でネパール入りされる。
11月26日の空港閉鎖後、12月前半までの予約は、すでにキャンセルとなったものもあるが、今後、年末年始に向けて、どうなってしまうのだろうか。そこまでは長引かないだろうが、12月第二週ごろまでは影響が出るのではないか、と、不安を抱えている。
そんなことよりも、バンコクで足止めを食って次の目的地に行けずに気をもんでいる人たちのことを考えると、他人事とは思えない。
カトマンズ在住者にとって、バンコク経由便(TG便)は、毎日運航があること、遅延がほとんどないこともあり、利用度は高い。
私も、今年2回帰国したが、2回ともバンコク経由を利用した。
縁起でもない話だが、たとえば、日本の身内に不幸が起きた場合などにも、迷わずバンコク経由便を利用するだろうが、仮に、そのようなときに今回のようなことに遭遇してバンコクで足止めを食う羽目になったとしたら、、、。と考えると、他人事ではない。
自由気ままな旅行者で、残金にもある程度余裕があれば、こんなハプニングも楽しめてしまうかもしれないが、病気で早急に帰国しなければいけない人もいるだろうし、乳飲み子を抱えている人もいるかもしれない。そう考えると、他人事ながら心配になってしまう。
早く空港業務が再開されることを願いたい。
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