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2015年10月14日水曜日

(13日の続き)執念でガソリンスタンドに並ぶ その2

 
 
昨日13日の続き)
 
燃料危機により実質2週間程中止されていた一般車両への給油が13日13時から再開する、との情報で、各地ガソリンスタンドから長蛇の列が続いていた13日。
 
その中の一つ。ウチの車が13日朝6時から並んでいた、民間の小さなスタンドは、22時過ぎにやっと給油開始。この時点で列に並んですでに16時間程経っていた。
 
(この間ずっと人が車内に待機しているわけではなく、路上駐車場状態で、車を離れていた時間の方が長い。しかし、いつから給油が始まるかわからないし、列の途中で車が抜け移動が必要になることもあるため、前後の車と協力しながら、お互い車を離れるときには鍵を預け、ローテーションを組む、という方法を取っていた)
 
スタンド職員曰く、給油が足りるのは150台分ぐらいだと。ウチの車は180台目ぐらいにあり、足りるか足りないか微妙なところ。でもここまで待機したのだから、と、列から抜けずに並んでいたところ、日も変わって14日午前3時頃、あと10台ぐらいで番がくるというところで、スタンドのガソリンが尽きてしまい(たぶん出し惜しみだろうが)、給油打ち切りになってしまったと。
 
待機していた他の車からはしばらく怒声が飛び交っていたそうだ。
 
そんな中、他のスタンドに並んでいて、バイクに給油できたというスタッフや関係者も。聞くと皆、12日夜から20時間以上並んでいたそうだ。でも、バイクへの給油は5リットルまでとのことで、5リットル確保するために20時間以上待つとは。執念としか言いようがない。
 
 
 
夜には、給油を待つ若者たちがギターを演奏し、周りの待機者たちも巻き込み、歌ったり踊ったりして、楽しみながら退屈をしのぐ光景も見られたそうだ。
 
(以上写真2枚、13日22時頃、スタッフが撮影)
 

こんな感じで、一般車両への給油が再開されたといっても、一筋縄にいくわけもなく、長時間列に並んでいても番が周って来る前に給油終了となってしまったケースもたくさんあったようだ。

14日日中も、何軒かのガソリンスタンドからは、給油開始を待つ一般車両の長い列が延びていた。
 
しばらくはこんな状態が続きそうだが、とりあえず燃料危機は解消に向かっている。14日は、平常時に比べればまだ少ないものの、13日までよりも交通量は増え、街の様子も平常に戻りつつあることを実感できた。

 (15日訂正)
ニュースや噂によれば、燃料危機解消なるか、と期待したのもつかの間、一般車両への給油は13日のみ認められ、また中止となっているとのこと。
 
ダサイン祭終了まで、一般車両への給油再開予定はないとの情報もあり、13日に給油できなかった車やバイクは、少なくともあと10日は給油できる見込みはないということ。
 
しかし、また給油再開することを期待して、ガソリンスタンドにならんだままの一般車両も多数。家に帰るガソリンがなくて、仕方なく路上駐車したまま、という車も多いようだが。

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