ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2020年8月31日月曜日

ずんだ餅を作る


庭に放っておいた古い大豆の粒。

何も手を加えていないのにいつの間にか枝豆が実っていた。ありがたや。


収穫し粗つぶしのずんだ餡にし、白玉とともに食す。

中を凹ます形状を見て私は赤血球を思い出すけれど、ここ育ちの我が子たちが連想するのは、煮詰めた牛乳から作る甘いネパール菓子「ペダ」。 


2020年8月30日日曜日

インドラジャトラ、コロナ禍によりキャンセル


本日インドラジャトラ初日。


例年であれば、カトマンズダルバール広場に、写真のような、祭開始の合図・リンゴ(लिँङ्गो御柱)が建つ。


祭期間中スウェタバイラブ神やアカスバイラブ神が年に一度の御開帳となり貴重な光景を見られるのだが、今年は残念ながらコロナ禍の影響で一連の行事はキャンセルになったそうだ。

2020年8月29日土曜日

夕暮れ時の光線


 今日のカトマンズ夕景。日が沈む前も沈んだあとも、どちらの光線もきれい。 

2020年8月28日金曜日

カトマンズから見えた月・木星・土星

今日のカトマンズ夜景。西の空には満月までもうすぐの月。

斜め上のは木星と土星かな? 

近くに冥王星もあったはず。南には海王星、東には火星も。

その近くに、雲で見えなかったけど天王星もあったようで、豪華な夜空。

===

9月2日からカトマンズ空港発着する国際線フライトの運航が再開する件。

3月22日から運航停止しているので約5か月半ぶりの再開。

でも、引き続きネパールへの入国は厳しく制限されていて、基本的にネパール人以外の入国は認められていないそう。

詳しくは ↓

2020年8月27日木曜日

新刊2冊:地球の歩き方、現代ネパールを知るための60章

このコロナ禍の中、8/26に2年ぶりに改訂版発行となった地球の歩き方ネパール。

2007年より現地調査のお手伝いをしているが、今回はロックダウンのため難航。

それでも発行長期延期にならなかったことが希望。規制なく旅行できる日が来るのがいつになるかはわからないけれど。

・・・

書籍関係でもう1点。

実は、5月に約20年ぶりに発行された「現代ネパールを知るための60章」にも関わらせていただいた。

いずれも、見本誌を送っていただけることになっているのだが、日本からの郵便停止中で、いずれも手にできるのはもう少し後かな。

2020年8月26日水曜日

猫の手も貸してくれる野良猫たち


先日保護犬を家に迎え入れてから野良猫がまた顔を出すように。


ワンコのちょっかいにもソーシャルディスタンスで応じてくれる黒猫。


窓枠に座りオンライン授業を外から見守る白猫。


休校&外出規制で24h子供たちと家で過ごす日々も5ヶ月経過。ワンオペで毎日何かと忙しいので遊び相手&監督助かります。笑

・・・ 

カトマンズ・ラリトプル・バクタプルの再ロックダウン9/2まで延長。

これから秋の祭続きで1年で一番人が移動し各地混雑する時期。今回も何度も延長しティハール祭明け(11月半ば)頃まで続いたりして。

3/24~のロックダウンも度重なる延長で結局7/21まで4か月続いたしね。

詳しくは ↓


2020年8月25日火曜日

イスクスコムンタ(ハヤトウリの芽と茎)


8/20~のカトマンズの再ロックダウン。

ウチの近所は早朝は普通だが夕方は多くの店がシャッターを閉め閑散としている。


朝新鮮な野菜を買えなかった日は隣の家(コロナ家とは別)から伸びてきたイスクスのムンタ(ハヤトウリの茎葉)を摘んでおかずに。

山菜のようでおいしい、そろそろ旬も終わる夏野菜。

・・・

6月頃と比べ、フェンスを覆うほどになったイスクスのつる。周辺の家まで伸びていて、皆恩恵にあずかっています。笑 


2020年8月24日月曜日

日本語に聞こえるネパール人の名前

3月19日以降休校が続き、4月半ば以降オンラインで進められる現地校の授業。

先生がスクリーン越しに呼ぶ子供たちの名には、日本語っぽい音がいくつかあり、我が子の授業のサポートかたわら脳内変換し楽しんでる。

優しい(Yasaswi)ちゃん
イルカ(Irka)ちゃん
タニシ(Tanish)君
出べそ(Debesh)君 (ホントにこう聞こえる)

他。

ウチの歴代女性スタッフたちにも、日本では人名としてはあまり聞かないけど思わず漢字変換したくなるような、ひら、うま、うさ、という名前があった。

日本語でも全く違和感ないネパール名も女子名に多い。

みな、まや、すみな、えりさ、えりか、さりな、さりか、さよな、ありさ、まにさ、他いろいろ。

どれもかわいい系。

2020年8月23日日曜日

隣家のコロナ発覚

昨日早朝隣から電話。

60代のご主人、数日熱が続きPCR検査をしたら陽性だったと。

外出は控えていたが、ロックダウン緩和以降、売出し中の自宅へ毎日何組もの見学者を入れており、そこからうつされた可能性大と。カトマンズの感染者数が増えている実感はあったが、いきなり隣に発覚で衝撃。

少し前までは、陽性者が出た地域一帯厳戒態勢が取られ、一時封鎖されていたが、そういうこともナシ。

ご主人、役所からは重症になったら連絡するように、とだけ言われているそう。病院もいっぱいだそうで、幸い重症ではないので自宅で様子見中とのこと。

普段は夫婦二人家族だが、ティージ祭のため娘家族が里帰り中。娘夫婦と二人の孫娘、孫娘の子守役のお手伝いさんが濃厚接触者のはずだが、今のところ無症状なので未検査なのだと。

お手伝いさんは普通に近所に買い物に出ているが、大丈夫なの?

おそらく、隣のように、陽性者の濃厚接触者でも症状がないからと外出している人や、無症状の感染者はカトマンズだけでもかなりの数いるんだろうなあ、と今回の件で実感。

2020年8月22日土曜日

野良猫再訪


4月に物置の段ボールで子猫6匹出産、その後一か月ほど成長を見せてくれた後突然引っ越してしまった野良猫の母親が、3ヶ月ぶりに来訪。

その翌日には一番成長が遅かった子猫も連れて。


新顔ワンコが興味津々で追いかけるも猫は知らんぷり。


カトマンズ再ロックダウン中の家での楽しみが増えました。


野良猫、以前の写真とツイート↓ 




2020年8月21日金曜日

ネパール女性の髪飾り


本日ティージ祭。

カトマンズ空港近くのパシュパティナート寺院が女性参拝客で大混雑し、周辺一帯交通規制がしかれ、空港移動や観光に影響が出る日。

今年は再ロックダウンで一切影響ないけど。

例年なら、赤いサリーに身を包み、キラキラのこんな髪飾りを付けた女性たちをあちこちで見かけるのにな。

・・・ 


今朝6時前に見えたカトマンズ朝景。

久しぶりのクリアな空。

ナガルジュン(約2000m:一枚目中央の丘)やチャンドラギリ(約2550m:二枚目遠目に見える丘)をはじめ四方の丘がくっきり。


観光地でもあるチャンドラギリ・ケーブルカー(ロープウェイ)駅やスワヤンブナートも見え気持ちの良い1日の始まりでした。

2020年8月20日木曜日

再ロックダウン、だけどティージは祝うよ


明日のティージ祭を前に、赤いサリーで着飾り、TikTok撮影のため踊りながらポーズを決める近所の女性たち。

何度も取り直して、かれこれ1時間ぐらい踊ってたかな。

今日から再ロックダウンのカトマンズの路地にて。

2020年8月19日水曜日

カトマンズの蚊がいなくなり、季節が移る日

カトマンズでは父の日以降蚊が減るという俗信がある。

次の季節の節目ごとに蚊の足が一本ずつなくなり、飛べなくなるからなのだそうだ。

その季節の節目というのはこちら: 

1.7月半ばサウン月初日のサウン・サンクランティ

2.毎年7〜8月頃にある蛇を敬う祭・ナグパンチャミ

3.毎年7〜8月頃の満月、ジャナイプルニマ

4.毎年8〜9月頃の新月に祝われる父の日

昔話にありそうなこの俗信、いつ聞いても好き。

ネパールの父の日と新しくしたクス

 

今日はネパールでは父の日。毎年8月半ば~9月初め頃の新月の日にあたる。

甘いネパール菓子・ミタイ屋には、今日の日の贈答用にきれいに箱詰めされた菓子。


そして、ヒンドゥ教儀式で使用され、縁起物でもあるクスकुश と呼ばれる聖草を新しくする日でもある。

・・・ 

ところで、一度は減っていた陽性者数が8月に入り急増。

昨日発表の直近24時間の陽性者数がネパール全体1016人、カトマンズ盆地内で205人と過去最多となったこともあるのだろうか、カトマンズ・ラリトプル(パタン)・バクタプル(カトマンズ盆地内3郡)にて明日8/20より新たな行動規制が敷かれると。

事実上の地域限定再ロックダウンですね。女性の祭ティージ(8/21)で寺院が参拝者で密集密接することを避ける目的もあるのかな。

内容見ると再ロックダウンですね。

詳しくは ↓

2020年8月18日火曜日

保護犬を迎える


カトマンズ郊外にある動物保護施設から、先日子犬を譲り受け、家族として迎え入れた。ボダナート付近で保護されたという、生後推定3ヶ月経たないくらいの雑種犬。


ツイッターの古いフォロワーさんは覚えてくださっているかもしれない、この保護施設、タメルの旧オフィス時代よく来ていた体の曲がった老犬(野良犬)の皮膚病が悪化した際、保護を頼み、治療後元の場所に戻してくれたことがある、あの施設。



保護施設には、飼い主を忘れられず職員に心を開かない犬、障がいのある犬、身体に大きな傷を負った犬、自分の子を死産しながらも同時期に生まれた別の子にお乳を与える犬など、複雑な事情を抱えている犬がたくさんいて、衝撃的だった。


どの犬にも明るい未来がありますように。

2020年8月17日月曜日

ネパールにもあるポビドンヨードのうがい薬


日本で話題になったポビドンヨードのうがい薬。

ネパールでは商品名 Betadine や という名で売られている。

冒頭の写真、容器の○ー○ー○5daysの印は、購入当時の症状にあわせ、1日3回5日間使用せよ、という使用条件を記してくれたもの。


そういえば、ネパール人知人がコロナ感染し、しばらく自宅療養を余儀なくされていたのだが、家族に移さないか不安がっていたので、「日本の大阪府の知事が、ポビドンヨードのうがい液が感染防止効果があるって言ってたよ」と伝えたところ、早速購入、うがいを始めたらしい。

本人は味覚がなくなっていたそうだが、うがいをするようになって、味覚が戻った!と。ホントかなあ?

私が何人かにうがい液の話をしたら、ネパール人知人たち、カトマンズの薬局でポビドンヨードのうがい液を何本も買ってました(苦笑)。

2020年8月16日日曜日

ティージ祭前のご馳走を食べる習慣(ダルカネ行事)


今日のオフィスご飯。

少し早いが、今週末に実施されるヒンドゥ教女性の祭・ティージ(8/21)の前日に行う、女性たちが祭当日にする断食に備えご馳走を食べる日(ダルカネディンदर खाने दिन、今年は8/20)に先立ち、ささやかなご馳走を。


チキンカレー、キュウリと玉ねぎの麻の実和え、干し飯チウラ。


デザートはラルモンとバルフィ、ヨーグルト。


国際線運航が再開し、規制なく旅行できるようになるまで主だった仕事もない業種柄、週一でしかオフィスを開けていないウチの会社。

3月半ば以降収入ゼロだが、スタッフに給料は支払わなければならず、出勤ついでに例年のダルカネ行事も済ませたというわけ。

しばらくこんな状況が続くんだろうなあ、と、覚悟はできている。

スタッフたちはカトマンズ在住だが、ガイドの多くは村出身。

コロナ禍で2月頃からガイド手配のキャンセルが続き、仕事を提供することもできず、彼らも苦しい日々を送っている。

カトマンズではアパートの家賃の支払いやら、食費の工面やら、いろいろ大変だったが、ロックダウン中でも村に帰れるタイミングを見計らい、ほとんどのガイドカトマンズを脱出していった。

村なら自分たちが食べる程度の農作物は自給自足でき、贅沢をしなければ最低限の食糧には困らないし、日々の生活自体がトレッキングのようなもので、体もなまらない。

妻や子供、両親を村に残してカトマンズに出てきている者も多い彼ら。今までのようにオフィスを開放できない今、ガイドたちも、人と接する機会が減っていて、一人悶々としてしまわないか心配だったが、村なら家族、親戚と一緒に過ごせ精神衛生上も良いのではないか。

皆無事に村に帰れて、私も少しだけほっとしている。

2020年8月15日土曜日

車に生えた雑草


ふと見たら、車のドアの隙間から雑草が生えていた。

現在も走行規制はあれど、週一で車を動かしてはいるのだが。


きっと、3月半ば以降車の出入りがなく草ぼうぼう、おまけに、大雨が降り続いたときには池にもなっていた、カトマンズ某所の駐車場から拾ってきたに違いない。


楽しいのでしばらく観察します。笑

2020年8月14日金曜日

カトマンズ発成田行チャーター便


昨晩も飛んだカトマンズ発成田行チャーター便。

3月22日からの国際線空港閉鎖後も、4月以降月2くらいの割合で大使館からチャーター便の連絡が入る。

これ以外にも、在日だがネパールに帰国している間に空港閉鎖となり、日本に戻れないでいるネパール人を対象にも何便か日本行が飛んでいたらしいから、空港閉鎖とはいえかなりの数飛んでいるチャーター便。

今回のは(も)、ネパールに帰国したい在日ネパール人を迎えに行く便に、空席で飛ぶ代わりに、ネパールから日本に帰国したい日本人や日本に行く必要のあるネパール人を乗せ出発。

同じような目的で飛んだ去る8月3日のチャーター便には、成田着後にコロナ感染が発覚したネパール人搭乗者がいたとか。

今回はそんなことがないといいですね。

2020年8月13日木曜日

真夜中にカトマンズの街に響く骨笛の音


昨晩のカトマンズ。

犬たちがうるさく吠えたてるなあと思ったら、通りからほら貝のような音が近づき、ゆっくり遠ざかっていった。

年に1〜2回真夜中に聞こえるこれ、ヒトの大腿骨で作った骨笛を鳴らし家々を周り、悪霊を遠ざけてくれる、フィリラウネ、とか、フィリラガウネ、と呼ばれる行為。

人が寝静まった真夜中にやってくるから、不気味に感じるけれど、ありがたいことなのだ。

2020年8月10日月曜日

おしりたんていトマト!


八百屋で目にした瞬間、おしりたんてい!って言いながら迷わず手に取った今日のトマト。 

サイズに統一規格なんてないネパールの自由な野菜たち。

おもしろい形に出会えるのが野菜選びの楽しみ。となりの三つぶくれのはラフィングブッダの置物に形が似ていてご利益ありそう。


自由な形で買い物客を楽しませてくれる、規格なんてないネパールの野菜たち。既出ですが、モーメントに過去ツイまとめています。よろしければどうぞ。

https://twitter.com/i/moments/992433657867657216

2020年8月9日日曜日

目線より高い場所にいるカトマンズの犬たち

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久しぶりに見かけた、そんなところにいたら危ないよー、っていう、高い場所にたたずむ犬。

放し飼いの犬やら野良犬(地域犬)やら、足元の犬は目に付きやすいけれど、目線より高い場所から犬の視線を感じることも多いカトマンズ。

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傾斜のある屋根の上とか、幅15㎝ほどしかない外壁の上とか、思わず二度見しちゃう場所にいる「高い場所にたたずむカトマンズの犬」シリーズ、過去の犬たちをツイッターのモーメントに集めているので、よろしければご覧ください。

2020年8月8日土曜日

日本版アチャール(唐辛子味噌)


八百屋で野菜を買うついでに必要な時2~3本オマケしてもらう程度で足りる生唐辛子。

昨日はひとつかみどさっと入れてくれ、ちょっとでいいのに!と遠慮しても、持っていきなさい!というので、ありがたくいただく。

数えたら33本。せっかくなので日本版アチャール(唐辛子味噌)を作る。


材料の味噌は風ダルバールさんで購入したもの、調理酒の代わりはシェルパ族知人自家製・米から作る蒸留酒ラクシरक्सि(ロキシー)使用。

カトマンズ郊外に住む知人の田んぼで採れた日本米そっくりのタイチン米で炊いたご飯にのせ、材料すべてネパール産ながら、純日本の味にご飯が進みすぎキケン!

ちなみに、アチャールは「漬物」として認識されているが、「漬物」と一言で表すのは間違い。

日本の漬物的な製法の「アチャール」もあるが、これ以外にも、

・ふりかけそっくりな「アチャール」
・胡麻和え、麻の実和えのような和え物的な「アチャール」
・ゴマダレ、トマトソースなど、タレ(ソース)的な「アチャール」
・柚子胡椒そっくりな「アチャール」

など、いろいろな種類があるのだ。