本日のネパール語WEBニュースに「ダチョウ肉」に関する記事。
10月13日から始まる、ヒンドゥ教秋の大祭・ダサイン。日本人にとっての正月に似た位置づけで、ダサイン祭には特別なご馳走を食べる習慣がある。肉を食べる機会が増え、ヤギ肉消費量が一年で一番となるのもこの時期。
上記リンク先記事によると、ネパール産だけでは足りず、昨年はダサイン用に約35,000頭の山羊ををインドから輸入していたそうだが、 今年は先日来続いているインドの経済制裁により、例年のように輸入できるかわからない。
また、4月の地震で、山岳地方にも被害がでていて、高地から連れてこられるチャングラ(高地にいる羊のような動物)も例年よりも少なめになってしまうのではないか。
でも大丈夫、ヤギやチャングラの肉を確保できなくても、ネパール産ダチョウ肉400トン分の準備ができている、と。(本日午後のツイートで、4トンと書いていたのだが間違い)
最近大きなスーパーや肉屋で見かける「ダチョウ肉あります」の看板。
お釈迦さま生誕地ルンビニ近くに ネパール唯一のダチョウ農場があり、パックされた冷凍ダチョウ肉がカトマンズでも購入できるのだ。市内のたくさんの有名レストランにも卸しているときく。
ずっと気になっていて、実は一週間ほど前に味見も兼ねて購入、調理してみた。
日本などでは生で食べることもあるそうだが、さすがにここでの生は抵抗があり、焼き過ぎてしまった。でも、赤身肉で思いのほか固くなく、なかなかおいしい。
ネパールの人たちにとっては、ヤギの代りに調理してもおいしく食べられそう。
通常、骨なし500gでRs850(骨付Rs550)で売られているダチョウ肉。ネパールでの高級肉・ヤギ肉よりもやや高めだが、上記ニュースによれば、ダサイン用として値段も下げての販売となるようだ。
今年のダサインでは、ダチョウ肉に挑戦する人が増えるかもしれない。
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