毎日インド大使館近くを何度か通ることもあり、インドが9月末から実施しているネパールへの生活必需品輸送封鎖に対する抗議行動をよく見かける。
今日の午後には、封鎖を早急に解除するよう訴える庶民の団体に遭遇。タメル北のラインチョウル通りからインド大使館へ向かい歩いていくところだった。
普段なら、この時間帯に、この道いっぱいに広がって歩くと、走行車両の妨げになりすぐに渋滞を引き起こす。しかし、燃料不足で交通量が減っている今、まったくそんなこともなく。それがまた、異様さを物語っている。
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昨日夜7時前。
カトマンズ市内高級ホテルの前を、満員のバスが通り過ぎる。
ホテルに併設するカジノのネオンが異様なほどにキラキラ明るく、その前を通るバスは場違いなほどに激しく定員オーバー。
地方に行くと、屋根に人を乗せたバスを見ることもあるが、交通規則で禁止されていることもあり、平常時には、カトマンズでこんなに人を乗せたバスを見ることはほとんどない。
帰宅ラッシュ時間は過ぎているのにこの状態。
日没後は平常時でもバスの本数は徐々になくなるので、燃料不足のために減便されている今の状況で、このバスを逃したら次がない、と、車体にぶら下がる人たちの必死な様子が伝わってくる。
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