カトマンズ~ムグリン(ポカラへの中間地点)を車で走っていると、フロントガラスが全くなかったり、透明ビニールシートがガムテープでベタベタと貼られ補修されていたりするバスをたくさん見かける。
客席両側のサイドガラスも同じで、こちらはガラスのかわりに新聞紙が充てられていたりもする。
新憲法をめぐり、同地域では以前から暴動が起き今でも混乱が続いている。治安が悪くなっていて、バスが攻撃対象になることがよくあるのだという。
見えづらいが、上の写真2枚のバスにも、フロントガラスはまったく入っていない。
ガラスがないと運転にも支障が出そうだが、ほぼ毎日地方とカトマンズを往復している長距離夜行ローカルバス、修復してもまたすぐに割られてしまうことも多く、このままの状態で走行していると聞く。
写真は昨日(10月27日)、カランキにて撮影。カトマンズを夕方出発し、ムグリンを経由しナラヤンガートへ南下し、その後、極東部や極西部へ向かう夜行ローカルバスで混み合う時間帯で、ガラスのないバスが次々と走っていった。
※旅行者の利用が多いカトマンズ~ポカラ/チトワン間(日中移動)ではバスが攻撃される心配はまずありませんので、必要以上に不安を感じないでください。
※外国人は攻撃対象外ですが、東や西行き夜行ローカルバスを利用する場合、現地人に混ざってツーリストが乗っているとは外からはわからず、巻き込まれる恐れはあるかもしれません。
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