色とりどりの端切れがなびく竹の柱「チール」が、今年もバサンタプルに建てられた。
このエリア、歴史的建造物の多くが昨年4月の大地震の被害にあった場所。各国が復旧支援を名乗り出ていると聞くが、世界遺産に指定されている地域、複雑な事情も絡み、いまだ本格的な工事は始まっていない。
背景が痛々しく、昨年まで見えたナラヤン寺院も全壊して今は土台だけしか見えない。それでも、今年もまたこの季節が巡ってきた。
だいたい毎年、同じ構図で写真を撮っている。地震前と後の違い、比較してみてください。
チール建立は、ホーリー祭解禁の合図。今年のホーリー祭は3月22日(カトマンズやポカラ等の場合。タライ地方は翌23日)。
商店では各種水鉄砲が目立つように売られ始めている。
商店では各種水鉄砲が目立つように売られ始めている。
以前は、通りすがりに屋上からバケツで水をザバーッとかけられたり、水風船を投げつけられ頭にきて振り返っても犯人は逃げたあとだったり、、、ということがよくあった。特に外国人女子とみると狙われる確率も高く、ホーリー一週間ぐらい前からの外出は、おっくうだった。
しかし、最近では、事前の水かけを取り締まる傾向にあり、前日と当日以外は意味なく水をかけられるようなことは減っている。安心して外出できる反面、祭りの盛り上がりに欠けさみしい気も。
しかし、最近では、事前の水かけを取り締まる傾向にあり、前日と当日以外は意味なく水をかけられるようなことは減っている。安心して外出できる反面、祭りの盛り上がりに欠けさみしい気も。
取り締まり効果が出ているのだなあ、なんて思っているのだけれど、私がおばさんになって、攻撃の対象にならなくなっただけ、という説もある。
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