9月28日付・薪調理の強み を投稿してから1か月以上経つが、まだ燃料不足は続いている。
今朝の通勤時に見かけた、ずらっと並ぶガスシリンダーと、何をするでもなく座っている人たち。昨日(から)、調理ガスの供給が一時的に再開したため、順番待ちをしているのだ。
ただし、シリンダー満タンにはしてもらえず、供給されるのは半量(約7kg分)ずつ。皆に平等にいきわたるよう、身分証明書をチェックしているとか。
レストランなどの営業用が優先で、庶民のは後回しだとか、いくつかある調理ガス会社の、どこどこのメーカーのは入手しやすく、他のはまだ難しい、とか、いろいろな情報が出回っている。
昨日入手できた人もいるようだが、多くの人はまだ待機中。ここの列の人たちは皆、昨日から並んでいると言っていた。
八百屋や美容院など、地元の主婦が集まる場所で最近よく耳にするのは、「お宅、調理ガス足りてる?」「足りてないわよ。来客があるとき時だけ使って、自分たち用には薪を使い始めたわ」というような会話。
先日は、自宅隣の庭から薪割りの音も聞こえてきた。
皆、ガスが尽き苦労しているが、こうやってすぐ薪に切り替えられるところはたくましく、うらやましい。
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ガス不足で、縮小営業しているレストランも多い。次の写真は、先週(10月26日)ポカラのレイクサイドで見かけた、ムーンダンスレストランの限定メニュー。
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でも、一方で、燃料危機などなんのその、平常通り営業している店も。
ときどき行く、「薪調理」がウリの、家族経営のローカルダルバート屋。平常時はガスも使っているが、9月末頃に調理ガスが終わって以降、早々にかまど調理のみに切り替えた。
もともとかまどがいくつかあり、薪入手ルートもある。メニューもダルバートとつまみ程度で、無駄がない。
ここはいつもと変りなく繁盛し、地元民であふれている。
ちなみにここ、4月の地震後も、臨時休業する店が多い中、地震当日の夜も営業していた。多くの店が、従業員が怖くて逃げ出し営業続行できる状況ではなかったのだが、ここは家族経営、どうせ自分たちも食事をしなくてはいけないし、ということで。
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今日のオフィスの賄食。台所からゴマを炒るいい香りがしていると思ったら、今日のメニューはゴマのアチャール添えモモだった。
調理ガス不足の影響で休業しているローカルモモ屋や、モモの扱いを一時やめている旅行者向けレストランも多い中、やや後ろめたさを感じながらも、贅沢にアツアツを食す。
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