4月25日の大地震で倒壊した家の下敷きになり、脊髄損傷し下半身不随となったガイドの義妹サパナ(20歳)。
地震で何らかの被害にあい、何かを失った知人は多いが、そのほとんどが人的被害はなかった中で、若い彼女が失ったものは大きく、当時から気になっていた。
夏ごろ、リハビリセンターを離れカトマンズに住む親戚宅(ガイドのアパート)で暮らし始めた。
その彼女のもとを、本日訪問。
幼い日の事故により下半身不随となり車いす生活を送っている14年来の知人(ネパール人女性)と、彼女の夫(理学療法士としてネパールで活躍されている日本人)のご厚意により、ネパールで作られたという初の車椅子をサパナに届けるため。
車いす利用歴の長い知人によると、ネパール製の車椅子はまだまだ改善の余地が大ありだとのことだが、利用者の声を反映しながら、作り変え、乗りやすい物を目指していくそうだ。
そしてなにより、ネパール製の車いすは、故障しても自国で部品を調達できすぐに修理できるのが強みらしい。
・・・
誰かに頼らなくては移動することもできず、また、外出する気持ちにもなれず、退院してからもずっとベッドの上で過ごすだけの日々だったというサパナ。
でも、この車いすで室内を動き始めることが、何かのきっかけになればいいなあと、心から思う。
久々にコメントさせて頂きます。
返信削除それでなくても厳しいネパールでの生活環境、下半身不随の車椅子生活となると、今後のことを色々考え、心中いかばかりかと思います。ネパール製の車椅子、皆さんの心の支えが形となって、きっとサバナさんも明るく元気で過ごすように気持ちを立て直してくれることと祈ります。素敵な彼女に幸多からんことを。
コメントありがとうございます。承認が遅れ申し訳ありませんでした。
返信削除ところでリンク先のブログ拝見し、michuanさんがどなたかわかりました。いつもありがとうございます!