実家に頼んでいた鉛筆補助軸が届いた。
昭和の頃から使っていたものをネパールにも持って来て愛用していたが、ついに壊れてしまったのだ。
写真の以外にも、ここ数年の一時帰国時に新しく買った補助軸も数本あったけど、どれも2~3年で壊れてしまった。
一番古い何の変哲もないモノが一番丈夫だった。
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ネパールで売られる色鉛筆の中に、キャップ状のPencil Extenderが入っているものがある。
普通のキャップよりはややキツく多少は補助軸の役目を果たすので、コレ目的で買ったこともあるけど、やっぱり補助軸に勝るものはナシ。
過去にもこんなこと書いてました。
短い鉛筆を捨てられず、補助軸にはめて使っている。補助軸は自分が子供の頃に使っていたものを日本から持ってきた。最近使っていた鉛筆、こんなに短くなったので、もうバイバイしていいかな。ゴミ箱にポイするのが忍びなく、燃やして処分するのだが。 pic.twitter.com/wn4sqhdSSm
— 日々のネパール情報🇳🇵 (@infonepal) September 5, 2016
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注:
「ネパールは貧しい国だから、鉛筆がこんなに小さくなっても大切にするんですね!」という感想をいただくことがありますが、それは違います。
鉛筆がこんなに短くなっても使うのは、私がネパールにいて、鉛筆を購入するのも難しい環境にあるからではなく、ただ捨てられないから、という、日本にいるときからの私の価値観がそうであるから、というだけの理由です。
こんなに小さくなった鉛筆を、補助軸まで使って使用している私に対し、私が接するネパールの人たちは、ケチ臭いと引く人が多いです。
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私のこの価値観が誤解を招いてしまい、ネパールでは鉛筆を買うことも難しそうだから、ネパールの子供たちに補助軸や日本の鉛筆をプレゼントしたい!というご意見をいただくこともありますが、それは的外れだと思います。
「物を大切にする」ことの指導のために補助軸を送りたいのであればそれもアリかもしれません。
しかし、その購入費用と送料分で、ネパールで新品の鉛筆を買いプレゼントしてあげた方がたくさんの鉛筆を送れますし、補助軸を送る以上に、鉛筆を使い続けることができると思います。
(ちなみに、鉛筆1本5~10円ほどで購入でき、質も日本のとそれほど変わりません)
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