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2005年6月18日土曜日

手作り麦茶

暑いこの季節、私は、いつも凍らせた麦茶を持ち歩いている(熱くてあまーい『チヤ』(ネパールのミルクティー)は飲む気がしないので)。

この麦茶、ネパール人の知人が、麦を炒って作ってくれたもの。

日本食材店に行けば、日本(バンコク?)から仕入れている麦茶パックも売られているが、値段が非常に高い。同じ店に、日本人向けに作られた、安いネパール製の麦茶もある。

以前、1度だけ安いほうのネパール製麦茶を買ったことがあったのだが、『炒る』ための専用鍋なら、どのネパール人家庭にもある。つまり、麦茶の元となる『炒り麦』なら、どの家庭でも作れるというわけで、試しに知人の田畑で取れた麦を、程よくこげ茶色になるまで、炒ってもらってみた。

出来上がったものを煮出してみると、当たり前だが、まさしく麦茶の味。

日本の麦茶と比べるとやや風味が落ちるが、普通に飲む分には、これでなんら問題はない。

というわけで、麦茶用の『炒り麦』は、いつも知人に作って(炒って)もらっている。

ちなみに、『炒り麦』、このまま食べてもとても美味しい。麦茶用だけではなく、私のおやつにもなっている。

===余談===

茶透明の冷たい麦茶を飲んでいる私を、奇妙なまなざしで眺めるネパール人は多い。

『それ、ジュース?』とよく聞かれる。

『ううん、チヤ(お茶)』というと、『温かいの?』という質問が必ずやってくる。

『冷たいよ』というと、みんな必ず口をそろえてこういう。

『冷たいチヤ(お茶)なんて、おいしい?』と。

いいえ、これはね、ガフン(麦)のお茶でね、あなたたちが飲む『チヤ』とはちがうのよ。日本人は夏にこうやって冷たくして飲むのよ、といっても、そんな説明は上の空だ。

冷たいチヤのどこがおいしいのかしらねえ、とネパール人同士で話し始めるから。

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