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2021年8月14日土曜日

ネパールの風習・深夜やってくる悪霊払いの骨笛吹き

昨日深夜のカトマンズ。

早寝早起きの人が多いネパールの人たちは、たぶんほとんどが眠りについている、深夜0時頃。

遠くから聞こえてくる怪しい笛の音。

犬が吠えたて、漂う不気味さ。

これ、年に1~2回やってくる、ヒンドゥ教のお坊さんによる、悪霊払いの骨笛吹きだそうだ。

風習的には人の大腿骨で作った笛を使う、と聞いているが、現代では都市伝説化しており、時々自宅近所に現れるお坊さんは、鹿の骨を使った笛を吹いているそう。

・・・

過去、通りに面した家に住んでいた時は、深夜この音が聞こえると、あわてて電気を消して身を潜めたものだ。まだ起きていることを知られるのがなんとなく怖くて。

今も、遠ざかるまではなんとなく身を潜めてしまう。

ネパール語で「フィリラウネ」फिरी लाउने といい、言うことを聞かない子供たちに、「そんなことをしているとフィリラウネに連れ去られるぞ」と脅かしたりするときに使われたりもする。

ちょうど一年前にも来ていました。



冒頭の動画で、笛の音と、吠えたてる犬の様子で、不気味な雰囲気感じていただければ幸いです。

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