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2005年9月25日日曜日

マサラ効果:ナツメグでトリップ?

スパイス(マサラ)の良く効いた食事をして、眠くなったり、だるくなったりしたことはないだろうか?

<マサラをたくさん使った料理はおいしい> → <おいしいと食べ過ぎてしまう> → <食べ過ぎると、自然に眠くなる> 

という、幸せな生理現象によるものだけではないのだ。

私が普段使うのは市販のバーラマサラ(12種のスパイスが混ざっているもの)。この中には、『ジャイファル』(英名:ナツメグ)が入っている。『ナツメグ』には、催眠、幻覚作用があるらしい。だから、大量に取りすぎると、だるさを感じたりするわけだ。

最近、動物性タンパクをとっていなかった私は、昨日無性にゴロゴロした肉の塊を食べたくなった。そこで、久々にチキンカレー(ネパール流)を作ることにした。

昨日は、気づいたら、いつも以上に大量のマサラを入れていた。(ネパール定食ダルバートを作るときにもマサラは使うが、肉料理のときは普段よりもたくさん使ってしまう気がする)

それに加え、マサラを肉になじませる段階で、たまたま残っていたもらいもののネパール酒も入れた。ナツメグとアルコールの組み合わせは、催眠効果を倍増させるらしい。

このせいだろうか、食後、立ち上がれないぐらいにだるくなって(でも、心地よいだるさ)、片付けもしないまま、しばらく横になってしまったのだった。 (今日になってもだるさが抜けないのは、どういうことだろう?)

ナツメグの影響はすごい。そして怖い。

ネパール人も、『マサラを大量に使った料理を食べると、眠くなる』ということを知っている。でも彼らは、科学的根拠があってこういっているわけではない。言い伝えや実体験から、ナツメグがもたらす影響を知っているのだ。

どうでもいいが、カレーを食べてトリップできる私、安上がりである。

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