ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2013年2月20日水曜日

ネパールにもある金平糖(こんぺいとう)


カラフルでかわいらしく、万人受けする日本のお菓子、金平糖。

ネパールにも、まさに同じものがある。ただし、お菓子としてではなく、神様へのお供え物として。


ヒンドゥ教寺院参道の、お供え物が売られている露店で必ず見つけられる。





一袋に100個ほど入っていて、たったの10ルピー(10円)ほど。

本来は、プジャ後に神様にお供えした後、その恩恵を受けるため、1~2個口に含む(食べる)、という方法で使われる。

色は白一色のみだけど、袋の中には、金平糖と一緒に、神様の絵も同封されていて、ちょっとしたお土産みたい。

神様の絵の種類はいろいろあるから、おまけ感覚で全種類揃えたくなってしまう。

写真の金平糖は、カトマンズ市内ヒンドゥ教寺院パシュパティナートで購入。

2013年2月19日火曜日

9か月ぶりのネパールバンダ、カトマンズ市内の様子

 
 
告知通り、本日ネパールバンダ(ネパール全国規模のストライキ)実施された。約9か月ぶり。
 
記録もかねて、本日のバンダレポートを。
 
 
 
 
 
カトマンズ市内、走行する車両はほとんど見られず、だだっ広さが強調される道路。普段は多くの車両で混雑しているのだが。
 
 
 
 
通りに面した店はほとんどシャッターを下ろし、タメル地区もこの通り。
 
緑ナンバープレートの旅行者専用車両への通行妨害はしない、ということだったが、実際には完全に守られるはずもなく。
 
早朝の空港への移動、まだ暗いうちなら大丈夫だろうと、バンダ支持者からの通行妨害を避けるため、朝4時半過ぎに車を手配していたところ、旅行者専用車両だったにも関わらず、空港近くで妨害を受けたと。
 
仕方がないので車だけ引き換えし、徒歩で空港まで移動した、という連絡から、1日が始まる。
 
 
 
日中の空港~市内移動には、ネパール観光局が手配する、警察同乗の臨時シャトルバスを利用。バンダなどの非常時に限り、主要ホテルや旅行者がよく訪れるエリア(タメルなど)を中心に、市内各方面行3~4コース運航される。
 
ネパール人・外国人同料金で、運賃200ルピー。車内、かなり込み合っていたとのこと。
 
 
けっこう便利なので、普段から運行してくれるといいのに、といつも思うのだが、平常時には採算は取れないのだろう。
 
 

 
 
バンダの日は、人力車の稼ぎ時。普段は走行エリアが限定されているが、バンダの日は、各地に出現する。エンジン付き車は攻撃対象になるが、自転車なら大丈夫であることも多いため。
 
バンダによっては、人力車さえも攻撃対象となることもあるのだが、今日は妨害対象にはなっていなかった様子。
 
 
カトマンズ空港前にはたくさんの人力車とリヤカーが待機していたとのことで、空港からの移動予定があったガイドの中には、人力車を使った者も
 
人力車、とても助かる存在なのだが、上り坂に弱い、という欠点が。
 
多くのリキシャワーラー(人力車こぎのおじさん)が、上り坂に差し掛かると、自転車を降りて押し始める。その際、乗客もおろされて、坂が終わるまでは歩いて移動させられる、なんてことも多い。
 
・・・
 
バンダの影響を受けたのは、カトマンズだけではない。
 
アンナプルナ方面トレッキングを終え、フェディからポカラまで車両移動予定があったガイドたち。ポカラまで歩く覚悟でダンプスから早朝下山を始めたそうなのだが、たまたまフェディで車が見つかり、途中通行妨害されないことを祈りながら、恐る恐る利用。
 
何とかポカラまで無事戻ることができて、ホッとしたそうだ。
 
ツーリストバスも、カトマンズ~ポカラ間運行分は、多くが通常運行していた。しかし、カトマンズ~チトワンは1車のみ運行。いずれも、道中ほとんど通行車両がないため、順調に目的地に到着できたとのこと。なお、チトワン~ポカラ間はすべて運休だった。
 
・・・
 
バンダ、体験したことのない方にとっては、「1日中緊迫ムードが漂って、危険な日」というような印象を受けてしまうかもしれない。しかし、そんなことは全くない。
 
普段は排ガスがひどいカトマンズだが、バンダの日は車が走らないため、空気も澄み、徒歩で出歩く分にはもってこいの日となる。
 
 

 
道は歩行者天国状態となるので、子供たちが道いっぱいに広がって、サッカーやクリケットを楽しんだり。
 
以上、本日の写真はすべて、各地に出ていたスタッフたちによる撮影。
 
・・・
 
長くなってしまったのだが、バンダのたびにいつも書いている農家のおばさんの話も、また書いてしまおう。
 
毎朝7時半過ぎに、自宅まで搾りたての牛乳を届けてくれる、郊外に住む農家のおばさん。本日バスが走っていないにもかかわらず、いつも通り到着。片道2.5時間かけて、歩いてきてくれたのだ。
 
毎日20軒ほどに配達しているそうで、1日でも休んで大量の牛の乳を捨てるよりは、何時間かかっても配達したほうが、無駄にもならないし収入も得られるからね、とおばさんはいうのだが、それにしても、プロ意識(?)には毎回感心するばかり。

2013年2月18日月曜日

明日は久々のネパールバンダ予定


先日来、上のような掲示物を、通りのいたるところで見かけていた。
 
マオイストの一派が主導する、ネパールバンダ(Banda=ストライキ)告知。
 
(ネパール公暦ビクラム暦)ファグン月8日(西暦2月19日)に実施予定のネパールバンダを成功させよう!という呼びかけている。
 
本日昼前、大使館からのお知らせも届き、明日のバンダが公式に告知されたことを知る。
 


交通量の多い通りでは、明日実施予定のバンダに関する詳細が書かれたチラシも配られていた。

バンダ、当日になり撤回されることもよくあるのだが、明日のバンダは主催団体、かなり本気で実施しそうな勢い。

ところで、毎日私が車を停めている、タメル内にある駐車場の管理者は皆、筋金入りのマオバディ(マオイスト)。

バンダや抗議活動前には、マオイストの赤い旗をたくさん準備し、活動に備えている。その姿は、生き生きしていてさわやかなのだが、事が事だけに、複雑な光景。

「明日車出せないと困るんだよねー」というと、彼ら、口をそろえて、「大丈夫!緑のナンバープレートの車(※)の通行は妨害しないから!」と。

(※)緑のナンバープレートの車:外国人旅行者専用車両として登録されている車。

明日はまた、空港~市内移動、観光、チトワンからポカラやカトマンズへの移動、トレッキングを終えてポカラやカトマンズに車で戻ってくる人たちの移動など、各地でたくさんの予定が入っている。車をつかえないと、予定を調整するだけで一日終わってしまい、本当に困るのだ。

駐車場スタッフの彼らの言葉を信じ、明日、旅行者用車両には影響が出ないことを切に願っているところ。

バンダ実施当日の様子は、各地に出ているガイドやスタッフからの生の情報を、随時ツイッターで更新します。

日々のネパール情報 ツイッター版 https://twitter.com/infonepal

【3/1付一部訂正】バンダの実施について(大使館からのお知らせ一部転載)

2月18日付大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

バンダの実施について

大使館に入った情報によりますと、共産党マオイスト(バイディア派)とMJFヤダブ・グループは、政府へ圧力をかけるためにそれぞれ下記の通りネパール・バンダを実施するとのことです。

○ 2月19日(火)バイディア派
○ 3月 7日(木)MJFヤダブ・グループ(3/1付日付訂正)

学生団体と警官隊との衝突のおそれもありますので、群衆には絶対に近寄らないでください。今後の政治情勢によっては、変更や中止も考えられるため,報道等にご注意ください。

===転載ここまで===

バンダとは、Banda=ストライキのこと。

バンダが実施されると、バンダ主催関係者からの妨害を恐れ、タクシーや一般車両の通行が非常に困難になります。

2013年2月17日日曜日

箒を買い替える


オフィスの箒を買い替えた。竹箒2種と、アムリソ箒の、計3本。

掃除するたびに穂先が少しずつ抜けていってしまうので、1~2ヶ月に一回は買い替えが必要。しかし、掃除スタッフが使っている箒をたまたま見たら、掃除の効率が悪そうなほど貧相になっていて、朝、買い替えを指示。

昼前、タイミングよく、「ほうき~、ほうきはいらんかね~」といった感じの、箒売りの声が通りから聞こえてきて、スタッフが窓から呼び止める。

オフィスまで上がってきてもらって、女性スタッフたちで、品定め。穂先のしなやかさ、太さ、竹のささくれがないかなどを念入りにチェックして、値段交渉し、3本購入、120ルピー也。


今日の箒売りは、インド系のおじさん。3本売り上げた後は、箒の束を頭にのせ、大きな売り声を響き渡らせながら、通りに消えて行った。

・・・

ネパールには、箒にまつわる興味深い俗信がいろいろあります。
以前の記事も合わせてお読みください。
http://dailynepal.blogspot.com/2006/05/blog-post_19.html

2013年2月16日土曜日

ヒマラヤザクラ?それとも桃?


以前、ネパール国内で見栄えのするヒマラヤ桜を探すお手伝いをしてから、スタッフともども、桜を見かけるとついつい反応してしまう。

1月末頃から、桜のような花が咲いているのをカトマンズ市内の何か所かで見かけていた。しかし、ネパールで見られるヒマラヤ桜は11月頃が開花シーズン。カトマンズでは、12月初め頃に桜は散り、本格的な冬に入る。

その後、暖かくなる2月半ば頃からは、スモモや桃の花が咲き始める。

なので、1月末頃から見かけた桜のような花は、桜ではないのだろうなあ、と思っていたのだが、近くで見てみると、どうも桜である様子。

昨日の訪問地でも同じ花を見つけ、管理している人に聞いてみると、やはり「桜」だという。

ヒマラヤ桜、日本のように手入れされた土地で育つわけではなく、ほぼ野生に近いため、同じ種であっても、開花時期にもかなりばらつきがあると教えてもらったことがある。

だからやはり、これは桜なのか。それとも、スモモ(または桃)なのか。

どちらでも、きれいであることには変わりはないのだけれど。

2013年2月15日金曜日

春になる日・バサンタパンチャミ


 
今日から暦上春になる日・バサンタパンチャミ。
 
例年、この日は青空が広がり、程よく春風が吹いて、ぽかぽか暖かい陽気となることが多いのだが、今日はどんより曇り空、雨が降りそうな空模様の1日となった。
 
しかし、それほど寒さを感じることもなく、冬はすでに終わっていることを実感。
 
そしてもうひとつ、今日は、学問の女神・サラスワティ(弁才天)にプジャをする日でもある。
 
朝、お供え用に摘んだ花々を手にして登校する子供たちの姿を、あちこちで見かけた。
 
写真は、カトマンズ市内住宅街の一角にある、サラスワティ寺院。普段は静かなこの寺院に、この日は、就学児童生徒を中心に、たくさんの人たちがお参りに訪れる。
 
 
新しく勉強や習い事を始めるのに適した日とされていて、私も、半年ほど延び延びとなっていた、ある特訓を、この日を機に始めよう、と思っていたのだが、、、またもや延期となってしまった。

2013年2月14日木曜日

カトマンズ市内、異なる3つの抗議デモ

 
今朝、カトマンズ市内わずか半径1㎞圏内で、異なる目的で武装警官が警備にあたっている場所が3か所もあった。
 
ひとつは、バルワタールの首相官邸前。
 
昨年12月から女性中心に行われている、首相官邸前での性的暴行抗議デモ。何日かぶりに通ったら、いつもに増して抗議者も増え、一層大規模に行われていた。外国人の姿も見られた
 
そして、そこからわずか100mほどしか離れていない、三叉路では、別の警備が。
 
 
この道の先にあるのは中国大使館。一昨日、ボダナートでチベット人が焼身自殺を図ったため、その関係で、中国大使館周辺警戒していたのだろう。

 
そして最後は、タメル北のラインチョウル通り。ここには2つのキャンパスがあり、昨日、調理ガスが値上げとなった時にも一時荒れていたのだが、その後政府が値上げを撤回。落ち着くと思いきや、この対応が気に食わないと、政府へ抗議する学生たちのデモが午前中予定されていた。
 
通過時デモは終わっていたが、抗議のレンガ投げを激しくした様子がうかがえる跡があちこちに。
 
今は、道路拡張工事の一環で、瓦礫のレンガがいたるところに散乱しているから、学生君たち、抗議用レンガ集めも楽だったかも。
 
 
 

ところで、最初に書いた、首相官邸前での抗議活動、警備にあたっている警察は、女性が多かったのが印象的だった。

2013年2月13日水曜日

調理ガス値上げに伴う学生のデモ行動と、3連休!?

 
本日、調理ガスが一気に630ルピー値上げしたことに反対する学生たちのデモが、カトマンズ市内各地で起きていた。
 
通勤中のラジンパト通りで、まさにこのデモに遭遇。3台ほど前を走っていた政府ナンバーの車両、ガス値上げとは直接無関係だろうに、学生たちに投石されてしまった様子。
 
自宅~タメルのオフィスまで、通常15分ほどの道のりなのだが、学生たちが暴れている場所では通行止めになっており、迂回路は渋滞。結局1時間以上かかってしまった。
 
市内各地での渋滞が予測されたので、正午前後にタメルやダルバールマルグから空港へ送迎を予定していたゲストたちの出発時間を、余裕をもって30分早めたところ、これが大正解。
 
通常30分ほどで空港まで到着できるのに、今日は1時間半もかかってしまったと。
 
タメル地区北側のラインチョウル通りに、キャンパスが2校ある。何かにつけて、抗議行動勃発しやすく、今日も荒れていた様子で、午前中は一時通行止めに。
 
昼前のタメル地区、突然シャッターを閉める音があちこちで聞こえはじめ、オフィスがある2階から通りを見下ろすと、ラインチョウルから発生した学生たちのデモ隊がタメル地区に進入してきていた。
 
いつもそうなのだが、キャンパス周辺が荒れデモがタメルに入ってくると、血気盛んな学生たちに投石されて被害を受けないよう、通りに面した店は一時的にシャッターを閉める。でも、その後、すぐまた平穏が戻り、またシャッターを開けるのだが。
 
ところで、抗議行動が拡大化して、バンダ(banda=ストライキ)になりそうな気配だなあ、と思っていたら、やはり17日(日)がバンダ予定なのだと。
 
2月16日の土曜は公休日。日曜日はネパールでは平日なので、本来なら17日(日)は休みなし。翌18日(月)は民主記念日で休日。・・・つまり、抗議行動と称して17日をバンダにして、3連休にしようという魂胆だったりして。

※ 2月14日付追記:以下の抗議活動、すべて中止となったそうです。

学生団体等による抗議活動の実施について(大使館からのお知らせ転載)

2月14日付追記:以下の抗議活動、すべて中止となったそうです。
記録として記事はそのまま残しておきます。

===

2013年2月13日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

学生団体等による抗議活動の実施について

本日「大使館からのお知らせ(13-15)」で学生デモの中止をお知らせしましたが,政府の決定は完全な値上げ撤廃ではないとして,11の学生団体が下記の通り政府に対する抗議活動を実施すると発表いたしました。

○ 14日,15日午前9時から午前10時まで各大学前でのデモ
○ 16日夕刻,トーチ・ライト・ラリー
○ 17日カトマンズ盆地バンダ

このため,14日,15日は大学周辺で渋滞等が予想されます。また,学生団体と警官隊との衝突のおそれもありますので,これらの場所や群衆には絶対に近寄らないでください。

今後の報道にご注意ください。また,新たな情報が入りましたら,ご連絡いたします。

===転載ここまで===

学生たちのデモの話、つづく。 

2013年2月12日火曜日

クルタとサリーで即席撮影会


カトマンズの、いまどきの若い女の子。
 
民族衣装の一つ、ショール+ワンピース+パンツの3点がセットになったクル タ・スルワルを着るより、普段から、日本の同年代の女の子とあまり変わらないような洋服を着ている子が多い。
 
でも、パーティーのときなど、今風のクルタスルワルや、サリーを着て、衣装に合わせたお しゃれなティカをつけ、ばっちりアイラインを引くと、見違えるようにかわいく(美しく)なる。
 
とある(日本の)本へ掲載するため、クルタとサリーを着たネパール人女性の写真が必要になる、とのことで、スタッフの姪(20)をモデルにして、本日、オフィスのガイドたちの部屋にて、即席撮影会実施。
 
カメラマンさんが照明2台持参してくださって。(写真の手前に写っているのは、扇風機ではなくて照明)
 
ついでに、クルタを着ていたバイトのスタッフ(18)も撮影していただく。
 
照明の前でポーズをとって写真を撮ってもらうチャンスなどなかなかないから、緊張しながらも、本人たち、楽しんでいた様子。貴重な経験をさせていただいた。
 
ところで撮影前モデルを頼むに当たり、スタッフの姪へ連絡を入れた際、快諾してくれるかと思ったら「お父さんに聞いてみないと、、、」と。撮影目的と、どんな本へ掲載されるのか、を、父親に伝え、撮影許可を得た、という経緯が。

2013年2月11日月曜日

ロサール新年、シェルパの家のお供え物

 
新年ロサール。民族によって、祝う日にちが違う。タマン族やシェルパ族の多くが祝うロサールは、毎年2~3月にあたっていて、年によって、同じ日だったり、違う日だったりするのだが、今年はどちらも、本日、2月11日にあたっていた(ソナム・ロサール)。
 
 
 
 
シェルパ族のお宅で、朝、簡単な祝い料理をいただく。レーズンや乾燥チーズ、ココナッツのかけらが入った甘酒のようなもの、豆のようなイモのような食感の、ハレの日に使用するという高価なナッツ入り、砂糖がけご飯(見た目が赤飯っぽい)。あと、写真にはないがバター茶、カプセなども。
 
 


ロサール用のお供えがしてある祈祷部屋に、ジャマラ(大麦を発芽させたもの)の鉢も置かれていた(1枚目の写真)。ジャマラといえば、ヒンドゥ教徒が祝う秋の大祭ダサインに欠かせないもの。意外なところで見かけて、驚く。

2013年2月7日木曜日

春ももうすぐ







 1月末頃から日に日に暖かくなっていたカトマンズなのだが、昨日まで2~3日天候が悪く、また肌寒くなっていた。しかし今日は天気が回復。

午前中、朝霧が出ていたもののすぐに晴れ、その後は久々に青空が広がり、カトマンズ市内からも、雪をかぶったヒマラヤが見え、気持ちのよい1日に。

屋外の日の当たる場所にかけられている電光温度計は、午後3時頃、26度を表示していた。



冬から春になる日「バサンタパンチャミ」、今年は2月15日に当たっている。

毎年この日を境にぐんぐん暖かく(暑く)なり、季節の移り変わりを楽しむ間もないほど、一気に季節が変わっていく。

2013年2月6日水曜日


朝霧は、ネパール各地での冬の風物詩。例年、濃い朝霧が発生し、その影響で、国内線運航にも支障をきたす。

・・・のだが、今年の冬は、例年ほど霧が発生しなかったように思う。

カトマンズ市内でも、霧が発生しやすいところ、しにくいところの差がかなりあるのだが、私の自宅付近は霧が発生しにくい地形のようで、他で濃霧が発生しているときも、あまり気が付かない。

しかし今朝は、深い霧に包まれていた。朝8時過ぎ、近所にて写真を撮った時にはもう、だいぶ引いてきてしまっていたが、この冬一番の霧だったのではないかと思う。

2013年2月5日火曜日

ネズミとの知恵比べ

隙間の多いネパールの家にはネズミがよく侵入する。
 
電話が不通でおかしいなあと思っていると、電話線がネズミにかじられていたり、プリンターのコードがかじられていたり。
 
日本から送った食材がカトマンズの中央郵便局に届いて、楽しみに受け取りに行ったら、見事にネズミにかじられていた、ということもあった。

過去のネズミ被害関連記事:郵便局で荷物をネズミにかじられた

何年か前には、大学の試験の答案用紙がネズミにかじられた、という事件がニュースにもなっていたほど。
 
ところで、オフィスに出没するネズミを何とかしようと、スタッフたちが相談中、「アサンでネズミ取りでも買ってくれば?」と私が口をはさむと、スタッフの一人に、人差し指を口にあて「チュップ!(シーッ!)」と制された。
 
ネパールには、ネズミを退治する計画をネズミに聞かれてはいけない、という俗信があるのだ。聞いたネズミが、逃げ出してしまって作戦失敗してしまう、と。
 
だから、ネズミを退治する計画を建てるとき、こちらの人たち(特に年配のひとたち)、急にひそひそ声になる。ネズミに作戦が漏れないよう、キョロキョロ部屋の隅に目をやりながら。
 
そんな真剣な人間たちの様子を、ネズミたち、物陰でこっそり盗み見しているのかなあ、などと想像すると、おかしくてしょうがない。

2013年1月29日火曜日

生まれはどこ?

オフィスで、毎日おいしい食事を作ってくれる女性スタッフに、昨日、第2子(男児)が生まれた。
 
産気づくまで休みはいらない、と、いつ生まれてもおかしくない大きなお腹を抱えながら、働いてくれていたのだが、先週末より前駆陣痛が始まって休みに入り、その4日後に無事出産。
 
彼女は、カトマンズで生活しているということもあり、基本的な検診は無料もしくは低料金で受けられる市内の産科専門病院で、ほぼ日本と同じ間隔で毎月定期検診を受け、そして、その病院で出産した。
 
しかし、ネパール全体で見ると、検診を一度も受けず、自宅出産する人も多いのが、実情だと思う。
 
ところで、以 前、日本のTV番組のロケで、印象的な「窓」がある家を探し、そこの住人に、その窓から見える思い出話などをインタビューしたことがある。

以前の記事: http://dailynepal.blogspot.com/2009/07/bs-tbs.html
 
「生まれた時からこの家で育ち、この窓の外の景色を見ながら大きくなった」というような話をしてもらった時に、「じゃあ、あなたはここでうまれたのですね?」という質問をすると、みな「そう、ここで生まれたんだよ」と答えてくれた。
 
「ここ」の言葉を、私は、その土地を指す広域の意味で使っていたし、彼らの回答に出てきた「ここ」も、そうだと認識していたのだが、実は違った。
 
「ここで生まれたんだよ、病院じゃなくてね」と答えてくれた人がいて、「ここ」とは、「まさにこの家」のことを指していたことに気付かされた。

ちょうどその4か月前に、自らも出産を経験していたためか、「この家でうまれたんだよ」と語ってくれたときの彼らの顔が、とても誇りに満ちているように見えて、今でも忘れられないシーンとなっている。

2013年1月19日土曜日

計画停電延長・毎日平均14時間へ(1月19日から)/タメル地区スケジュール掲載

1月19日より計画電時間がまた増えます。毎日平均14時間停電。2週間前に延長したばかりでしたが、また。

参考までに、旅行者の利用が多いタメル地区の、1月19日からの計画停電時間は以下の通りです。

日曜日 07:00-15:00, 19:00-01:00
月曜日 07:00-14:00, 17:00-24:00
火曜日 05:00-13:00, 15:00-21:00
水曜日 04:00-12:00, 14:00-20:00
木曜日 03:00-10:00, 12:00-19:00
金曜日 02:00-09:00, 12:00-19:00
土曜日 09:00-17:00, 20:00-01:00

※ 停電時間は、場所によって異なりますので、すべてのエリアがこのスケジュールで消えるわけではありません。

※ スケジュールは予告なく変更になりますので、注意が必要です。

===

この時期2週間ごとに増えていくので、例年通りのペースです。


連続8時間停電の日は、さすがにきついですね。9時~17時まで連続停電の日は、さすがに仕事になりません。インバーター(蓄電式発電機)が、最長何時間もつのか?

2009年1月頃、毎日平均16時間停電していたことがありましたが、今年は記録が更新されるかもしれません。

一昨年の震災後、日本でも「計画停電」という言葉が使われるようになり、以前よりも多少は計画停電についての理解が広まったように思いますが、それでもなかなか、1日24時間のうち半分が電気のない状態であるという状況がどのようなことなのか、実感としてわかないでしょう。


これからの時期ネパールに旅行予定の方は、長時間停電の影響を、少なからず受けることになります。


===

在ネパール日本大使館のホームページに、各地区の停電スケジュールが掲載されています。

http://www.np.emb-japan.go.jp/jp/index.html
(本日現在最新スケジュールはまだですが、週明けあたり変更されるでしょう)

2013年1月18日金曜日

ラジオ出演のお知らせ(1月20日放送分)

久々にラジオに出演させていただきます。

~ 番組情報 ~
NHKラジオ第一 地球ラジオ
公式サイト: http://www.nhk.or.jp/gr/
放送日時:1月20日午後6:05~

今回で4回目の出演となります。
「輝くウーマン」というテーマでお話しします。

依頼をいただいたとき、輝く身近な女性たちを思い浮かべました。

私のオフィスでも、事務スタッフ、バイトの子、キッチン担当スタッフ(来週出産予定日)、日本語観光ガイドと、たくさんの女性たちが活躍しているもので。

ラジオでお話しする内容は、輝く女性著名人のことになりますが、どうぞお聴きください。

2013年1月7日月曜日

オフィスの慰労会と、新年のご挨拶ふたたび


秋からのトレッキングシーズンが一息つく年初め、毎年、オフィスの屋上で慰労会を実施しています。

シーズン中はガイドたち、カトマンズから離れていることが多く、一同そろう機会がなかなかないのですが、毎年この時期には、各地へ出ていたガイドたちがカトマンズに集結するのです。

雨季中オフシーズンにオフィスを離れて実施するピクニックに加え、皆が楽しみにしているイベントの一つです。

年末からトレッキングに出かけて、まだカトマンズに戻ってきていない者、年始にトレッキングを終え、村に帰省している者などもいるため、全員集合というわけにはいきませんでしたが、それでも、37名が集いました。




 


会の初め。

先日日本人のグループを案内したスタッフが、最後の打ち上げの時に、皆に手でアーチを作ってもらって、その中をくぐって感謝の意を表現してもらったことに驚いていたことがあり、じゃ、今回、その方法で、各地で活躍してくれたガイドたちを、常勤スタッフが迎え入れてみよっか?と試したものの、慣れないせいかあまり盛り上がらず・・・。

・・なんてこともありましたが、和気あいあいと、楽しく過ごしました。



朝からオフィスの台所で準備した食事を屋上に運び、慰労会が始まります。

狭い台所なので、たくさんの品数は作れないものの、17kg分の山羊肉と鶏肉それぞれのカレーと、アチャール(ピリ辛添えもの)、チウラ(乾し米)を準備。もちろん、アルコール類もたくさん用意。

 


ガイドなしでは成り立たない旅行会社。頑張ってくれる皆に、ボーナス授与するのも恒例行事となりました。スタッフが、ガイド一人一人の前に移動し、ねぎらいの言葉をかけて渡していきます。

通常、ネパールでは、秋の大祭ダサイン前にボーナスを出す習慣がありますが、ガイドたち、秋はほとんど出払っておりカトマンズにいることが少なく、戻ってきてもまたすぐ別のトレッキングに出かけてしまうため、皆が集合するこの時期に渡すことにしています。

毎日おいしいカジャ(軽食)を作ってくれる女性スタッフにも、授与。彼女、出産予定日を3週間後に控え、いつ生まれてもおかしくない、下に下がった大きなおなかを抱えながら、「産気づくまで休みはいらない!」と、毎日出勤しています。

また、常にオフィスでガイドの予定をコントロールしてくれる女性スタッフにも。

異なる手配のため同時期に何十人ものガイドがフィールドに出ることも多く、どのガイドがどのゲストを担当していて予定通りいっているか、空港送迎や車の手配は遅れていないか、国内線は飛んでいるか、問題は起きていないか、など、常に確認し、報告してくれます。管制塔の役目を果たしてくれており、彼女がいないとオフィスは回りません。


今シーズン中は、リピーターのゲストの方から指名していただくことがとても多く、また、どんなゲストの方でも、彼らに任せておけば絶対に安心!というガイドが2名、外国へ働きに行ってしまうということがありました。

それでなくてもガイドが足りないというのに、信頼のおけるガイドが2人もいなくなり、また、気心知れた仲間だっただけに残念でしたが、代わりの新しい(でも、他社での経験豊富で日本語も上手なベテラン)ガイドもたくさん増え、新たな顔ぶれで今シーズンも半分乗り切りました。(シーズンは5月初め、日本のゴールデンウィークの休み明けまで続きます)

(外国へ行ったガイドともつながっていて、ネットを通じて現地での近況を電話してくれます。こちらからも電話をして「明日からトレッキングだから早くオフィスに出てこい!」と、冗談を言ったら、「あー本当に(ネパールに)戻りたくなっちゃた」などという言葉が返ってきて皆でしんみりしたり)

毎年少しずつガイド数も増えていき、顔ぶれも変わっていますが、いつまでも、アットホームな雰囲気を失わずに、気持ちを一つにしてやっていきたいなあと、こういう会で皆が集うたびに、思います。

= = = 

内輪ネタで恐縮ですが、今年も、楽しい会となりました。
こうやって、毎年楽しく過ごすことができるのも、たくさんのご利用者の皆様のおかげです!

遅ればせながら、昨年中、および、この年末年始には、たくさんの方々にご利用いただきありがとうございました。本来、お1人ずつにお礼申し上げるべきなのですが、この場を借りて、失礼いたします。

今年もどうぞよろしくお願いします。

2013年1月1日火曜日

新年のご挨拶と最近の様子

あけましておめでとうございます。

昨年中は、たくさんの方々にブログを訪問いただき、ありがとうございました。

更新頻度が落ちていますが、不定期に更新していきますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
=== 

ネパールのトレッキングや旅行の観点から、年末年始、そして今シーズンがどんな状況だったかを少し。

* 昨シーズンに比べるとずっと天気がよく、国内線欠航(特にルクラ路線)の影響が、今のところあまり出ていない。

* 12月に入り、何日か霧の影響でネパール国内線の運航が遅れたことはあるが、数えるほど。

* 気になるルクラ路線は、ルクラ周辺の強風により12月30日、31日と、久々の全便欠航だったものの、1月1日はほぼ定刻運航。ちなみに、ルクラ便全便欠航となっていた日は、トレッキングルート上でも風の強さが感じられていた、というエベレスト街道各地を歩いているガイドたちからの報告も。

* 国内線欠航の影響が少なかったかわりに、中国南方航空(CZ便)が連日長時間遅延で多くの方が旅程の変更を余儀なくされる。

* ロストバゲッジも多発。12月29日香港発カトマンズ着ドラゴン航空便では、100個単位(200個とか400個とかの情報も)で積み忘れがあり、この日から年末休暇に入り早速ネパール入りした多くの日本人にも影響が。

* 各地へ出ているガイドたちに言わせると、トレッキングルート上、例年よりも寒く感じるが、雪の影響はほとんど受けていない、と。

* アイランドピークへのクレバスにかかる梯子が、12月初旬にはあったのに、12月末になくなっていて、各国のパーティーが立ち往生している、という現地からの報告なども。(1/2追記→その後無事登頂を終えることができたとのこと)

* 大晦日にカトマンズ空港から入国した人たちが、みな口をそろえて「ツーリストビザの日付が、12月30日になっていた」という。見せてもらうと、本当に30日と書いてあった!

でも15日のビザ有効期限で1月14日までとの記載があったので、空港職員、12月は30日までと思い込んだ模様。西暦が公暦ではないため、それなりの職に就いている人でも、12月は30日の月だったか、31日の月だったか、とっさに答えられない人も多い。しかし、大晦日に12月30日付のサインをするとは。重大な間違いだと思うのだが、大事にならないのはさすがネパール!

・・・と、いずれも、私たちがかかわった例ですが、昨秋~年末年始にかけての傾向と出来事はこんな感じでした。

さて今年はどんな年になるでしょうか?