移転予定のオフィス建築現場で、大量の「牛糞」が必要になり、とりあえず70㎏ほどを手配。
牛糞を普通に購入できる、というのも、ネパールならではだが、建築現場になぜ牛糞?
プジャ(お祈りの儀式)で使うんでしょ、と思った方はネパール通。でも答えはNO。
建築現場で必要になる「牛糞」は、井戸堀り作業で重要な役目を果たす。
パイプの中の井戸掘り機を上下に動かす際、時折素手で牛糞を流しつつ進めると、スムーズに動き、掘られた土壁を崩れにくくするのだとか。
さすがネパール、牛糞サマサマです!
ネパールでは牛糞は他にもいろいろな役目をする。
村では水を混ぜて土間や壁を塗り固める際に使うし、乾かせば燃料に。
蛇の神様を祀る日には神様の絵を壁に貼る際の糊代わりにも。
http://dailynepal.blogspot.com/2014/08/blog-post.html秋の大祭ティハールでは牛糞をこんもり盛って飾り敬う日もあるほど。
http://dailynepal.blogspot.com/2013/11/blog-post_4.htmlそれだけ生活に密着した存在ってことかな。
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