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2014年8月19日火曜日

チャリコット再訪6:ドラカ・ビムセンと地滑りの噂


 

チャリコットから約6㎞北にあるドラカ・ビムセン寺院。

ここには、不思議な石がまつられている。ネパール国内で大きな政変や惨事が起きる前に、石から汗が出るというのだ。

汗が石の右側から出るのは政変の前兆、左側から出ると天災などの前兆と言われていて、2008年に王制が廃止される前には、国王がらみの事件が起きる前兆として、必ずと言っていいほど石の右側から汗が出ていたそうだ。

最近では、昨年12月に汗をかいており、ニュースになっている

地元では、8月2日に起きた大規模地滑りの前兆だったのでは、と噂されているらしい。




余談だが、地滑りに関する噂といえば、カディチョウルの飯屋で、興味深い話しを聞いた。

地滑りの何日か前、現地で水力発電に携わっていた工事人が、ブルドーザー操作中に誤って蛇をころしてしまったそうで、大規模地滑りは蛇の祟りだ、というのだ。

蛇を殺してしまった工事人は病気で寝込み、ブルドーザーは壊れ修復不能だという。

土砂が流れた形も蛇の形そっくりで蛇行しており、蛇の祟り以外に考えられない、と。

地滑りが起きたのが、蛇の神様をまつるナグパンチャミの翌日だったというのも、気になるところ。

 


 
 
 
今回訪れた8月11日は、ヒンドゥ教徒にとって特別神聖な月(ネパールの公暦ビクラム暦4番目のサウン月)の中でも、もっとも重要とされる最終月曜日にあたっていて、早朝に出かけた際には参拝客であふれていた。
 
上の写真2枚は7年前に撮影したもの、最後の写真のみ今年撮影。
 
つづく。

 

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