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2005年12月28日水曜日

正月準備(その1)



ビクラム暦(新年は4月半ば)が公暦のネパール。

たとえば、今日2005年12月28日は、ビクラム暦では2062年9月13日。年末でもなんでもないから、西暦の年末年始は、一般市民にはほとんど意識されない。(旅行者が集まる「タメル』地区では、ニューイヤーのイベントなどもあるみたいだが、慣れないネパール人たちが企画するそれは、どうも地に足がついていない感がある)

日本の『師走』や、年末年始の雰囲気が漂うのは、ネパールでは、『ダサイン』祭(毎年10月頃行われるネパール最大の祭)の頃。ダサインはこちらの人にとっての新年というわけではないが、準備の段階で、家をきれいにしたり新しい服をそろえたりする習慣、祭が始まると、親戚回りをし普段は食べないおいしいご馳走を食べたりする習慣なども、何となく日本の新年に共通する点がたくさんある。この時期には、凧あげをする習慣もある。

でも、そんな祭も2ヶ月前に終っている。西暦の年末年始は、ネパールでは、普段と変わらない普通の日でしかない。大晦日も元旦も、普通の平日。(今年はたまたま大晦日が土曜日=ネパールの公休日にあたるので、休みではあるが、元旦は日曜日なので、ネパールでは普通の平日となる)

そういう雰囲気が寂しすぎて、毎年この時期には帰国していた私だが、今年の帰国(&旅行)は、年明けに延びてしまった。ネパールで迎える西暦の新年(逆に言うと、日本で迎えない新年)は、5年ぶりだ。

いつもはこの時期、ぬくぬく日本の実家で過ごし、いい歳しながら、おせち作りは母任せで、きんとんの裏ごし程度しか手伝わない私だが、今年はここネパールでも作れる簡単なおせちでも作ろうかと、買出しに出かけた。

写真は、今日の話題にはあまり関係ないが、魚屋さん。大きな魚は、ジャナクプル(南ネパール)あたりから運ばれてくる。

≪明日につづく≫

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