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2016年6月26日日曜日

猫との縁

カトマンズでは野良猫よりも野良犬の方が多く、猫を見かける機会は少ない。

庶民は一般的に猫を好かず、縁起の悪い俗信も多い。

しかし私はなぜか猫に縁がある。以前、カトマンズで猫を飼っていた、というのが関係して猫を呼んでいるのかもしれない。

元飼い猫が死んでから9年ほどが経つ。その後私も引っ越し、住む場所が変わったにもかかわらず、今住む家にも、定期的に野良猫が現れる。仔猫連れも何度も見かけている。

オフィスでもそう。以前からよくいろいろな猫を見かけていたのだが、昨年ぐらいからは一匹の猫が慣れた足取りで進入してくる。4月に5匹出産してからというもの、最近では子連れでやってくることも。



先日は、オフィス裏の駐車場にとめてあったスクーターの足元に、生後2か月ほどの仔猫4匹が寄り添ってダマになっていた。



初めは無下に追い払おうとしていたスタッフたちも、最近では午後のチヤ(ミルクティ)用に買ってある牛乳を温めてあげたりしている。

見かける猫たちはどれも、毛の色や雰囲気が、元飼い猫に似ているような気も。

元飼い猫は雄の外猫で、寒い冬の日、猫部屋にしていた家の一室に白いメス猫をこっそり(?)連れ込んで寄り添って寝ていたり、当時話題になった「ねこ鍋」みたいに洗面台にはまって寝るのが好きだったり、見ていて飽きなかった。

(2007年9月撮影)

ネズミの死骸を得意気に家に持ち込んできたり、小さな子供を攻撃しようとしたりと、やんちゃな部分も多々あった。

私の妊娠初期、ネズミの死骸処理がストレスとなり、このまま飼い続けられるかどうか、人に譲ったほうがよいだろうか、などと悩んだことがあったのだが、時を同じくして、外でこしらえた傷が原因で、自ら身を引くかのように死んでしまったのだった。死を看取った当時のことは、思い出しても泣けてくる。

その後も私の周りに良く出没する猫たち。元飼い猫の子孫だったりして、なんて、感じることがよくある。

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