昨日、過去撮りためたオフィスの手作りカジャの写真を見返す機会があった。
オフィスのカジャを語り始めたら、ついつい熱くなってしまうほど、なくてはならない存在。
カジャ、とは、おやつとか軽食とかと訳されることが多いのだが、ネパールの国民食「ダルバート」以外の食事はすべてカジャに分類されると考えてよい。
オフィスでは、昼食時に合わせて台所担当の女性スタッフがおいしいカジャを作ってくれる。
毎朝「今日のカジャ、なにがいい?」と他のスタッフたちにきいて周るのだが、「なんでもいい」という、作り手にとって一番困る返事しか返ってこないときなどは、とりあえず八百屋に出かけ、おいしそうな野菜を見つけてから、メニューを考えてくれる。
昨日は、カジャ風景の写真を撮る予定があり、蒸し餃子の「モモ」をリクエスト。皮から手作りするので、手間がかかるメニュー。8人分、200個近くをせっせと手作り。アチャール(たれ)は胡麻をベースに酸味をロプシで効かせ、ピリ辛で。
今日はパン。パンの時は、たいてい、ピリ辛炒り卵入りバーガーを作ってくれるのだが、今日のは食パン。彼女、3年ほどカジャを作ってくれているが、食パンを使うきはたいていハズレなので、不安がよぎる。
気になって台所までのぞきに行ったら、食パンに溶き卵を塗りながらフライパンでこんがり焼いている光景を目にして、不安少し解消。
別に、圧力鍋でカリフラワーとジャガイモをゆでていて、付け合せなのかと思っていたら、出てきたのはホットサンド風のこれ。
名付けるなら、ジャガイモとカリフラワーのピリ辛オムサンド、といったところ。見た目を上回るおいしさで、皆おかわり。