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2006年6月3日土曜日

蚊よけ法

ここのところ、就寝時の蚊が気になる。寝ている問いに耳元でする羽音で起こされることほど、いやなことはない。

こちらの蚊には、日本の蚊取り線香が強い威力をあらわす。寝る前にポキッと10cmほど折って、火をつけるようにしている。日本では、一晩に一巻き焚くという贅沢な使い方をしていたのだが、そんなことをするとすぐに在庫が尽きるので、ケチ使いをしている。

インド製の蚊取り線香も、ネパールでは手に入る。折れやすい点を除けば、見た目は日本のそれと全く同じのぐるぐる渦巻き型。値段も、10巻で40円ほどととても安い。夏の時期旅行でネパールを訪れる人なら、こちらで購入してもいいかもしれない。でも、日本のに比べて、煙のにおいがきつい。焚いていると人間までもがぐったりしそうになるほどなので要注意。私の場合、頭痛も感じたので、使用をやめた。

さて、こちらの人たちは就寝時にどうやって蚊よけ対策をするかというと、一番多いのが、蚊帳をつるという、オーソドックスな方法。電気が引かれていない村ほど、自然が多くて蚊に悩まされるわけだが、電気がなくても蚊帳はつれるという点でも優れもの。でも、蚊帳をつる前にうまく蚊を追い払わないと、蚊まで蚊帳の中に入ってしまうから慣れないと使いにくい。

次に多い対策(電気が引かれている地域に限るが)は、蚊取りマットの使用。これも、インド製蚊取り線香同様においがきつくて頭が痛くなるので、私にはダメ。

そういえば以前、夏に泊りがけでカトマンズ郊外の田舎にお邪魔したときに、そこの老人が寝る前にあることをしていた。家の周りに生えているよもぎをむしってそれを揉み、出てきた液を肌に擦り付けていたのだ。そうすると、蚊が寄り付かないということだった。ワイルドだが、なるほど納得、天然の蚊よけ法というわけだ。

よもぎといえば、ネパール在住者であれば誰もが連想する、ネパール在住歴の長い日本人女性がいらっしゃる。ネパールの空き地で摘んだよもぎからよもぎオイルを生産されていて、以前小瓶をいただいたことがあった。そのことを思い出して、蚊がうるさくて寝苦しい蒸し暑い夜に、オイルを肌に塗ってみたら、蚊は寄り付かなくなるし、よもぎの香りがアロマ的効果も果たして寝つきも良くなるしで、効果てきめんだったことがあった。

日本の蚊取り線香と、ネパール産よもぎオイル、蚊がうるさい夜の対策はこれに限る。

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