ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2019年11月20日水曜日

ネパールのとうもろこしご飯(マカイコ・チャクラ)


最近のオフィスご飯。主食は米のご飯ではなく、「とうもろこしご飯」(マカイ・コ・チャクラ मकैको च्याँख्ला)こ炊いてもらうことがが多い。

「とうもろこしご飯」といっても、白米にとうもろこしの粒を混ぜたものではなく、粗挽きとうもろこしの粒を、米同様に炊いたもの。

ネパールのとうもろこしはそのまま茹でて食べるととても硬いのだが(それはそれでおいしいのだが)、とうもろこしご飯にすると、硬さはそれほど感じず、ご飯のようでおいしい。

なんだろう、色・食感とも黍(きび)っぽい感じ、だろうか。


なぜ最近とうもろこしご飯ばかり食べているのかというと、服喪中のスタッフがいるから。

このスタッフはヒンドゥ教ブラーマンカースト。両親が亡くなると、本来、一年間は厳しい食事制限をしながら喪に服さなければならない。

しかし、厳格に守ると自宅以外での食事ができなかったり、食べられるものが制限されたりして社会生活を送れなくなるため、できる範囲で緩めに服喪中。

米のご飯は、神聖な場所(=自宅台所)で炊いたもの以外は口にしないのだそうで、オフィスで炊いたご飯も食べられないのだが、米以外の穀物であればOKとのことで、最近の主食はもっぱら、とうもろこしご飯となっているわけ。

0 件のコメント:

コメントを投稿