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2006年3月19日日曜日

動物病院(クリニック)へ

17日の続き。

病気のうちの猫、一晩どこかをさまよって、翌日の朝、ぐったりした様子で、でも、無事に戻ってきた。傷口は悪化してぐちゅぐちゅで、もういよいよ絶対に治療が必要な状態。昨日土曜日は休日だったので、本日日曜日(ネパールでは日曜は平日)、家の近くのクリニックへ連れて行く。

この前の失敗があるので、今度はタクシーで行くことにした。首輪に紐を結びつけ、逃げ出しても引っ張れるようにしておく。引っかかれてもいいように、長ズボン、長袖&軍手をはめて完全防備の服装で、いざ出発。

家の前にタクシーを呼び、抱きかかえて車内に連れ込もうとしたのだが、いつもとは違う状況を察知し、道路に飛び降りてしまう。今度は紐があるから、逃げることはできないのだが、もがきにもがき、ジャンプをして暴れまわり、陸に上がった魚のように、狂ったように地面に体をたたきつけている。そんなことしたら、傷口に砂が入ってしまうのに、、、と気になってしまう。

何はともあれ、強引にタクシーに投げ込み、クリニックへと向かう。

車内でしばらく狂ったように暴れまくっていた猫も、しばらくすると、私のひざの上でおとなしくし始める。

クリニック到着。この体勢を崩すと、また猫は暴れだしそうなので、気を利かせたドクターは、車内までやってきて注射2本を打ってくれた。



ネパールの動物病院というものを、あまり信用していなかった。特に、猫を飼う人がほとんどいないネパールで、猫の治療なんて、ちゃんとできるのだろうか?と、不安だったからなのだが、クリニックの看板に、猫の絵も書いてあるのを見ただけで、なんとなく安心してしまう単純な私。

抗生剤を打ってくれたようなので、あとはよくなるのを待とう。

ところで、こんなとき、ここがネパールでよかった、と思うのは、猫の毛と傷口からの浸出液で多少タクシーを汚してしまっても、それほど嫌がられなかったことだ。タクシーの中を診察室に代わりにし、かなりの時間使わせてもらったのだが、運転手はいやな顔ひとつせず、ずっと待っていてくれた。まあ、多少チップも弾んだからなのだけれど。

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