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2005年10月31日月曜日

ティハール



今日からティハールが始まった。

ダサインと続く、国民的祭だが、生け贄などの残酷的なところがない点が、割と、一般的にも大勢に好かれている祭だ。

通常5日続くこの祭の初日は、カラスにプジャをする日。今日がその日だった。

2日目(10月31日)は、犬にプジャをする日。犬は、人が死んだ後、天国へ導いてくれる存在として信じられている。だから、生きているうちに、かわいがっておき、死後の世界では、地獄じゃなくて、迷わず天国に導いてくれよ、という魂胆(願い)から、プジャをする。

おでこに赤いティカをつけられ、首から花輪をかけられて、戸惑っている犬たちを、多く見られる日。笑える日でもある。

その後、3日目(11月1日)には牝牛とラクシュミ女神ににプジャをする。牝牛へのプジャは、豪快で笑える。私的には非常に好きなプジャだ。

4日目(11月2日)は、牡牛にプジャもする。

5日目(11月3日)は、兄弟姉妹間で、健康と幸運を祈るための儀式を行う。

・・・と、盛りだくさんの5日間が続く。

さて、近くのスーパー(注)でも、ティハールに入った今日から、電飾によるライトアップが始まった。

ティハール前になると、『ジリミリ バッティ アヨ~』(チカチカ光る電気が来たよ~)などとと言いながら、電飾を持って売り歩く人たちも増える。

この電飾、海外ではクリスマス仕様で売られているものも多いようで、電源につなぐと、クリスマスソングが流れるものもある。

夜になるとどこか遠くから、かすかにクリスマスソングが聞こえてきたりする、ネパールの11月、ティハールでもある。

注:私の嫌いなスーパー。でも、最近、店内拡張工事が一段落して、客の密集度が減り、マナーの悪い客を間近で見なくてもすむようになったので、多少行きやすくはなった。レジも、込みあわなくなり、ヘイキで横入りする、太ったインド人のおばさんに悩まされることも少なくなったし。

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