2009年11月30日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。
===転載ここから===
当館に入った情報によると、明日(12月1日)から12月19日までマオイスト系の団体によるラリー(デモ)、マスミーティング、政府関係の事務所においての座り込みが実施されます。これらの抗議活動から、道路封鎖あるいはバンダに発展する可能性も否定できませんので、外出する際は治安情報を確認してお出かけください。
2009年11月30日月曜日
2009年11月27日金曜日
食欲の冬到来とカトマンズにオープンしたファストフードの話
11月も終わりに近づき、だいぶ寒さを感じるようになってきた。暖冬だった昨年に比べ、今年は寒くなるのが早いようだ。
太陽が昇る10時頃から14時頃までは、日差しも強く暑いのだが、日が傾き始めると、一気に寒くなる。朝夕の室温、16度ほど。
寒くなると、食欲が出て困ってしまうカトマンズの冬。今年も、今週初めぐらいから、突然食欲が出てきたなあと思ったら、ちょうど、寒さが増してきた時期と一致していた。体温保持のために、体の代謝が活発になるからなのだろうか。
ところで、9月半ば過ぎに帰国し、実家に到着早々体重と体脂肪率を測ったところ、ここ約20年のうちで一番軽い数値を記録。
いつも、帰国時には、体重を気にしながらおいしいものを食べなくてはいけないのだが、今年は何も気にせずに、欲するままに食べていたら、2ヶ月で3kg増となった。
ネパールに戻るとたいていすぐに元の体重に戻るので、帰国中に何キロ増えても余裕余裕、などと思っていたのだが、今回は、すぐに冬がやってくるのを忘れていた。
このままだと、来春まで体重はじわじわ増える一方となりそう。少々恐ろしいが、底冷えの厳しいカトマンズの冬を乗り切るため、という言い訳を(自分に)しながら、たくさん食べて元気に過ごしていこうと思っている。
===
余談だが、食べ物関係のついでに。
去る11月25日に、カトマンズ市内ダルバールマルグ(アンナプルナホテルの横)に、ケンタッキーフライドチキンとピザハットがオープンしたそうだ。
日本では普段ファストフード店に入ることはほとんどないのだが、世界規模のチェーン店のカトマンズでの開店は、ネパール生活での逃避の場ができたという感じで、なんだか嬉しい。
今はとても混みあっている様子だが、落ち着いたら行ってみたい。
参考までに、オープン前の画像を。(11月9日、スタッフが撮影したもの)
太陽が昇る10時頃から14時頃までは、日差しも強く暑いのだが、日が傾き始めると、一気に寒くなる。朝夕の室温、16度ほど。
寒くなると、食欲が出て困ってしまうカトマンズの冬。今年も、今週初めぐらいから、突然食欲が出てきたなあと思ったら、ちょうど、寒さが増してきた時期と一致していた。体温保持のために、体の代謝が活発になるからなのだろうか。
ところで、9月半ば過ぎに帰国し、実家に到着早々体重と体脂肪率を測ったところ、ここ約20年のうちで一番軽い数値を記録。
いつも、帰国時には、体重を気にしながらおいしいものを食べなくてはいけないのだが、今年は何も気にせずに、欲するままに食べていたら、2ヶ月で3kg増となった。
ネパールに戻るとたいていすぐに元の体重に戻るので、帰国中に何キロ増えても余裕余裕、などと思っていたのだが、今回は、すぐに冬がやってくるのを忘れていた。
このままだと、来春まで体重はじわじわ増える一方となりそう。少々恐ろしいが、底冷えの厳しいカトマンズの冬を乗り切るため、という言い訳を(自分に)しながら、たくさん食べて元気に過ごしていこうと思っている。
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余談だが、食べ物関係のついでに。
去る11月25日に、カトマンズ市内ダルバールマルグ(アンナプルナホテルの横)に、ケンタッキーフライドチキンとピザハットがオープンしたそうだ。
日本では普段ファストフード店に入ることはほとんどないのだが、世界規模のチェーン店のカトマンズでの開店は、ネパール生活での逃避の場ができたという感じで、なんだか嬉しい。
今はとても混みあっている様子だが、落ち着いたら行ってみたい。
参考までに、オープン前の画像を。(11月9日、スタッフが撮影したもの)
2009年11月17日火曜日
帰着の報告
前回の更新からだいぶ開いてしまいました。
約2ヶ月の一時帰国を終え、先週12日にカトマンズに戻ってきました。(事情により、当初の予定より4日遅い帰着となりました)
10月後半から11月初旬にかけて、よい天気の日々が続いていたようですが、私がカトマンズに戻ってきてからは、雲の多い日々が続いていました。
給湯設備が太陽熱装置しかない私の家では、曇りの日には水が温まらず、生ぬるいお湯でのシャワーとなってしまいます。
冬場はつらいので、鍋にお湯を沸かして熱いお湯を用意し、それをバケツに移して水で薄めながら、手短かに行水を済ませます。
帰国中の、水も電気も気にせず、毎日たっぷりの熱いお湯につかる生活から一転。カトマンズ帰着早々、バケツ行水の日が連日続き、とうとうガス湯沸かし器を購入し、本日設置してもらったところでした。が、本日は太陽熱だけでも熱い(体感40度ほどの)お湯が出てきて、満足の一日でした。
・・・というわけで、またこれからカトマンズ発信ブログを復活させていきたいと思います。
ネタ探しのアンテナが鈍っているので、気の利いた話題が見つけられるかどうかわかりませんが、これからもよろしくお願いします。
約2ヶ月の一時帰国を終え、先週12日にカトマンズに戻ってきました。(事情により、当初の予定より4日遅い帰着となりました)
10月後半から11月初旬にかけて、よい天気の日々が続いていたようですが、私がカトマンズに戻ってきてからは、雲の多い日々が続いていました。
給湯設備が太陽熱装置しかない私の家では、曇りの日には水が温まらず、生ぬるいお湯でのシャワーとなってしまいます。
冬場はつらいので、鍋にお湯を沸かして熱いお湯を用意し、それをバケツに移して水で薄めながら、手短かに行水を済ませます。
帰国中の、水も電気も気にせず、毎日たっぷりの熱いお湯につかる生活から一転。カトマンズ帰着早々、バケツ行水の日が連日続き、とうとうガス湯沸かし器を購入し、本日設置してもらったところでした。が、本日は太陽熱だけでも熱い(体感40度ほどの)お湯が出てきて、満足の一日でした。
・・・というわけで、またこれからカトマンズ発信ブログを復活させていきたいと思います。
ネタ探しのアンテナが鈍っているので、気の利いた話題が見つけられるかどうかわかりませんが、これからもよろしくお願いします。
2009年11月4日水曜日
帰国中のこと:青春18きっぷのチラシ
久々の更新ですが、まだ帰国中のため、ネパールとは関係のない話題となります。ご了承ください。
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長期休暇シーズンになると販売されるJRの特別切符、青春18きっぷの『チラシ』を見たことはありますか?
私が初めてこのチラシを手にしたのが十代最後の春。今でも実家にあるそのチラシを見ると、(歳がばれますが)『販売期間平成4年2月10日~3月31日まで』と書かれているので、もう、17年も前のもののようです。
チラシには、自然を背景に、のどかな単線や無人駅が映える写真が使われていて、のんびり鈍行に揺られ、遠くへ行ってみたくなるような衝動に駆られます。
写真の横には、少しせつなくなるような言葉も添えられています。
JR駅の隅に、たくさんのパンフレットと一緒に何気なく置かれているそんなチラシに惹きつけられ、季節ごとに変わる新しいチラシを、無意識のうちにもらうようになっていました。
私がネパールに住み始めてからも、このチラシのよさに共感してくれる(?)叔父が、律儀に季節ごとのチラシを集めてくれていて、会う時には必ず新作を渡してくれます。
今まで集めっぱなしになっていたため、今回の帰国中、クリアブックにまとめてみたところ、1992年からのチラシが34枚集まっていました。途中抜けているものもありますが、よくここまでたまったものです。
ファイルのページを繰りながら、写真に添えらた言葉を何気なく読んでいると、私と同世代の人たちの心の中を語っているような気がして、はっとしました。
一例ですが、こんな感じです。
1993年冬 「この街で育ったら、どんな私になってただろう。」
1994年春 「彼のこと、将来のこと、今日のごはんのこと。」
1995年夏 「青春18きっぷが教えてくれた。心の渇きには、旅がある。」
1997年冬 「どうして旅をするのかな・・・」
1998年冬 「駅に着いた列車から、高校生の私が降りてきた。」
1999年春 「学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる。」
2002年夏 「自分の部屋で、人生なんて考えられるか?」
2002年冬 「冒険が足りないと、いい大人になれないよ。」
2003年春 「この旅が、今の僕である。」
2007年冬 「冒険に、年齢制限はありません。」
2008年夏 「ゆっくり行くから、見えてくるもの」
2009年夏 「大人には、いい休暇を取る、という宿題があります。」
1990年代、まだ10~20代だった若者は、途中少し迷ったり、自信を持とうとしたりしながら、2000年代後半には、確実に大人になってしまったようです。
これからの作品(ただのチラシですが、作品と呼びたくなります)では、どんな変化が現れるのか、次回帰国の楽しみがひとつ増えました。
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長期休暇シーズンになると販売されるJRの特別切符、青春18きっぷの『チラシ』を見たことはありますか?
私が初めてこのチラシを手にしたのが十代最後の春。今でも実家にあるそのチラシを見ると、(歳がばれますが)『販売期間平成4年2月10日~3月31日まで』と書かれているので、もう、17年も前のもののようです。
チラシには、自然を背景に、のどかな単線や無人駅が映える写真が使われていて、のんびり鈍行に揺られ、遠くへ行ってみたくなるような衝動に駆られます。
写真の横には、少しせつなくなるような言葉も添えられています。
JR駅の隅に、たくさんのパンフレットと一緒に何気なく置かれているそんなチラシに惹きつけられ、季節ごとに変わる新しいチラシを、無意識のうちにもらうようになっていました。
私がネパールに住み始めてからも、このチラシのよさに共感してくれる(?)叔父が、律儀に季節ごとのチラシを集めてくれていて、会う時には必ず新作を渡してくれます。
今まで集めっぱなしになっていたため、今回の帰国中、クリアブックにまとめてみたところ、1992年からのチラシが34枚集まっていました。途中抜けているものもありますが、よくここまでたまったものです。
ファイルのページを繰りながら、写真に添えらた言葉を何気なく読んでいると、私と同世代の人たちの心の中を語っているような気がして、はっとしました。
一例ですが、こんな感じです。
1993年冬 「この街で育ったら、どんな私になってただろう。」
1994年春 「彼のこと、将来のこと、今日のごはんのこと。」
1995年夏 「青春18きっぷが教えてくれた。心の渇きには、旅がある。」
1997年冬 「どうして旅をするのかな・・・」
1998年冬 「駅に着いた列車から、高校生の私が降りてきた。」
1999年春 「学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる。」
2002年夏 「自分の部屋で、人生なんて考えられるか?」
2002年冬 「冒険が足りないと、いい大人になれないよ。」
2003年春 「この旅が、今の僕である。」
2007年冬 「冒険に、年齢制限はありません。」
2008年夏 「ゆっくり行くから、見えてくるもの」
2009年夏 「大人には、いい休暇を取る、という宿題があります。」
1990年代、まだ10~20代だった若者は、途中少し迷ったり、自信を持とうとしたりしながら、2000年代後半には、確実に大人になってしまったようです。
これからの作品(ただのチラシですが、作品と呼びたくなります)では、どんな変化が現れるのか、次回帰国の楽しみがひとつ増えました。
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