2005年3月25日金曜日
ホーリー祭
満月の今日は、ホーリー祭でした。
この日、外に出るとロクなことはありません。歩いていると、水風船を投げられたり、コントのギャグのように、屋上からバケツで水を引っ掛けられたりするからです。
私も、旅行者としてネパールを訪れている時には、水を掛け合いながら、現地人と一緒にホーリー祭を楽しんだこともありました。が、1回経験すれば十分。服についた色の粉は絶対に落ちないし、髪の毛に色の粉がかかると、シャンプーしてもしばらくごわごわ感が残ります。もう2度としたくない!というのが本音。ということで、こちらに住み始めてからは、この日は不用な外出は避けることにしています。
しかし、日中、楽しそうな声に誘われて、市内を偵察に出かけることにしました。水をはじく服を着て、サングラスとマスクをし、完全防備でスクーターに乗り出発。
やってるやってる。粉を体中に塗りたくった男の子たちを、たくさん見かけます。かわいそうに、顔中赤い粉を塗られた犬もいます。十分に遊んだのか、共同水場で体を流している人たちもいます。
きょろきょろしながら走っていると、屋上から何発か、私も水をかけられてしまいました。
街の様子はというと、走っている車の数がとても少ない。リングロード(カトマンズ市、パタン市をぐるっと一周する約30kmの環状道路)にも、ほとんど車が走っていない。バンダ(ゼネスト)の時だって、もっと車は走っているのに!
いつもと違って排気ガスの少ない街を1時間ほど周り、家に戻る途中の小さな寺院で見かけたインド人たち。インド人や、南ネパールの人たちは、カトマンズの人たちよりもかなり盛大にホーリーを祝います。
2005年3月20日日曜日
続・地震
昨日夕方発生した地震は、ラムジュン地方を震源とする地震だったようです。
アンナプルナ一周トレッキングをする際の始発点『ベシサハール』も、この、ラムジュン地方にあります。
被害報告は特に報道されていませんが、ネパールの地震は、怖いものがあります。
レンガや石造りの家は、揺れに弱いからです。カトマンズなどで震度4以上の揺れの地震が起こった場合、全壊する家が続出することでしょう。(雨期中、雨が降り続くと、カトマンズ中心部の平地に立つごく普通のレンガ造りの家が、倒壊するぐらいですから)
日本では、地震が起きたらまず机の下にもぐり、揺れが収まったらあわてずに外に出るよう訓練を受けます。
しかし、ここネパールでは、地震が起きたらとにかく急いで外に逃げ出すよう言われるようです。耐震性のない家の中で地震が収まるのを待つよりも、外に逃げ出してしまった方が何倍も安全だからです。
2001年1月にカトマンズで揺れを感じた地震の際、ネパール人たちが大騒ぎしながら家の外に逃げていたことを思い出します。地震国日本から来た私にとっては、たいした揺れではなかったのですが。
本日、北九州地方でも強い地震が起きたとか。ヒマラヤン・アクティビティーズを利用していただいた方の中には、福岡をはじめとする北九州地方の方も、多くいらっしゃいます。みなさん、大丈夫でしょうか?
アンナプルナ一周トレッキングをする際の始発点『ベシサハール』も、この、ラムジュン地方にあります。
被害報告は特に報道されていませんが、ネパールの地震は、怖いものがあります。
レンガや石造りの家は、揺れに弱いからです。カトマンズなどで震度4以上の揺れの地震が起こった場合、全壊する家が続出することでしょう。(雨期中、雨が降り続くと、カトマンズ中心部の平地に立つごく普通のレンガ造りの家が、倒壊するぐらいですから)
日本では、地震が起きたらまず机の下にもぐり、揺れが収まったらあわてずに外に出るよう訓練を受けます。
しかし、ここネパールでは、地震が起きたらとにかく急いで外に逃げ出すよう言われるようです。耐震性のない家の中で地震が収まるのを待つよりも、外に逃げ出してしまった方が何倍も安全だからです。
2001年1月にカトマンズで揺れを感じた地震の際、ネパール人たちが大騒ぎしながら家の外に逃げていたことを思い出します。地震国日本から来た私にとっては、たいした揺れではなかったのですが。
本日、北九州地方でも強い地震が起きたとか。ヒマラヤン・アクティビティーズを利用していただいた方の中には、福岡をはじめとする北九州地方の方も、多くいらっしゃいます。みなさん、大丈夫でしょうか?
2005年3月19日土曜日
地震
ネパール時間の本日16:30頃、地震がありました。軽い横揺れ。震度2ぐらいだったのでしょうか?
家で静かに座っていたので気づきましたが、移動中だったら、気がつかなかったかもしれません。
2001年の1月にも、カトマンズで揺れを感じたことがあります。インドであった大きな地震の揺れが、カトマンズまで伝わってきたのでした。
今回の微震も、そういう影響でないといいのですが。(現時点では、ネパールまたは隣国での大きな地震のニュースは入ってきていません)
家で静かに座っていたので気づきましたが、移動中だったら、気がつかなかったかもしれません。
2001年の1月にも、カトマンズで揺れを感じたことがあります。インドであった大きな地震の揺れが、カトマンズまで伝わってきたのでした。
今回の微震も、そういう影響でないといいのですが。(現時点では、ネパールまたは隣国での大きな地震のニュースは入ってきていません)
2005年3月18日金曜日
雹(ひょう)が降りました
昨日からなんとなくパッとしない天気が続いています。
今日は午前中小雨がぱらついたと思ったら、午後からは本格的な雨となりました。
雷をともなう強い雨。しかも、夕方には一部の地域で『ひょう』も降りました。直径2cmほどの『ひょう』は、体に当たるとかなり痛いです。
ひょうが雨に変わると、空き地にたまったひょうを集めて遊び始める子供たちの姿も見られました。
その後も、雨はやむことなく降り続いています。
季節の変わり目は、いつもこんな感じです。
今日は午前中小雨がぱらついたと思ったら、午後からは本格的な雨となりました。
雷をともなう強い雨。しかも、夕方には一部の地域で『ひょう』も降りました。直径2cmほどの『ひょう』は、体に当たるとかなり痛いです。
ひょうが雨に変わると、空き地にたまったひょうを集めて遊び始める子供たちの姿も見られました。
その後も、雨はやむことなく降り続いています。
季節の変わり目は、いつもこんな感じです。
2005年3月8日火曜日
シバ・ラトリ
シバ神誕生日の今日。シバ神がまつられるパシュパティナートには、インドからも巡礼者たちが集まります。シバラトリの日にパシュパティナートを訪れる人たちの数は、毎年平均2万人ほどにもなるとか。
この日、町では子供たちが道を通せんぼして、通行者からお小遣いをもらいます。道の端から端へ、紐を引っ張り、通行者を通せんぼします。
夜には、焚き火をする習慣もあります。
写真は、この日のためにインドから集まってきたサドゥ(修行僧)の集団が、カトマンズの住宅街をまわってお布施を集める光景。タンバリンや鈴を鳴らし、お布施を入れるための缶を持っています。
写真を撮らせてもらったお礼にお布施をしようと『50ルピーでいい?他に細かいのがないんだけど』と聞くと、『ちょっと少ないけど、まあ入れなさい』という感じでOKしてもらいました(笑)。
サドゥたちの中には、この日が過ぎてもすぐにインドに帰らず、タメルあたりに現れて、コブラを笛で踊らす芸を見せながら、外国人相手にお布施を集める人たちもいます。(シバラトリの後一週間ほど、タメルでヘビ使いをよく見かけるのは、このせいです)
2005年3月2日水曜日
ぽかぽか陽気の毎日です
毎日、ぽかぽか陽気の暖かい日が続いています。
日中は、薄着でスクーターに乗って走り回っても、もう、風を冷たく感じません。歩き回っていると、汗をかくほど。
薄着のネパール人女性たちは、すでに半袖のクルタだけで過ごしている人もいます。
ジャスミンや、きんもくせい系の花も咲き始めました。もう少しすると、モクモク(*)といい香が風に乗って流れ出します。
いい季節です。
(*)いいにおいがするとき、ネパール語で『モクモク(マクマク)』いいにおいがだだよう』というような表現をします。
写真は日本大使館へ続く道沿いに咲く桜です。(通常、カトマンズでは11月頃桜が咲きますが、大使館内や大使館沿いに植えてある桜はこの時期に咲きます)
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